シニアのための情報新聞「フロンティアエイジ」
朝日新聞朝刊とともにお届けします。 フロンティアエイジ
第1面 第2面 第3面 第4面 第5面 第6面 第7面 第8面
   
女の落語聞いてんか (上) 露の都のパワフル人生
 
なごませて古典に誘う  
 
 
おばちゃんして おばちゃん語で おばちゃん笑わす
 
   露の都、49歳。東京と上方を合わせて、今は10数人に増えた女性落語家の第1号だ。おばちゃんの世間ばなし的マクラでお客さんをなごませ、古典落語の世界に誘う。18歳で入門して今年が32年目。この間に離婚、再婚、一気に6人の子持ちと、波乱の連続をパワフルに乗り切ってきた。ここに至るまでの、露の都の奮闘を追う。(敬称略)
鉢の数は7つ。家族のラッキーナンバーだから

 近鉄・永和駅に近い東大阪市の住宅地。3階建ての自宅前で、鉢植えの草木の手入れをするのが日課。近くにガーデニングの専門家がいて、育て方などを伝授してくれる。鉢のそばにバイクが2台と自転車が5台。全部、家族のものだ。「時々、だれのかわからん自転車が混じる。置き場と間違えはるらしいんです」
 近所の人と声をかけあい、路上でおばちゃん同士のおしゃべりの輪に加わる。長時間の立ち話、回覧板を持って出たら1時間は戻らないといたこともしょっちゅうある。クリーニング店のポイントを集め、通販のカタログを見るのが好きだ。気に入ったものは付箋をつける。
 「買いはしませんよ」とは言うが、カタログは付箋だらけになる。着物展示会の案内状も届く。和服は高価だ。心配顔の夫を「今度は行けへん」と安心させるが、毎年の独演会には必ず着物を新調する。衣装部屋には、2列に収納した着物が天井にまで届く。
 占いに凝る。タロット、四柱推命、そして風水。「人生を決めるようなことは占いません。どっちの着物にしようかなと迷った時などに使う。占いで決めて行ったスーパーで掘り出しもんを見つけたら得した気分になりますよ」
 しっかりと、おばちゃんをしながらも「女」であることは忘れない。師匠(露の五郎)の「所帯やつれは見せんように」という言葉を肝に銘じて見かけを大事にし、服装に気をつけ、肌をきれいに保つ。体にいいと聞くといろいろ試す。以前は椎茸の戻し汁やメカブ、今はヨーグルトにスキムミルクを混ぜて1日に2回飲む。
 日常を取り入れたマクラが受ける。「10分500円でラベンダー占いをしたら、お客さんが次々に来てトイレに行けず、膀胱炎になった。検査したら白血球が1万。菌はなくてストレスが原因。お父ちゃんに『家では気ィ遣わんでもええようにしてな』と言うたら、お父ちゃんが『オレは実は2万あるねん』」といった調子だ。
 銭湯好きで、ここでもおばちゃん仲間と交流する。これが落語会の客集めに威力を発揮する。4年前から自宅近くの東大阪市青少年婦人センターを主会場として「落語百選」(7月は15日19時開演)を始めた。ゲストが決まると銭湯で宣伝する。口コミのおかげで毎回大入り、客の6割は近所のおばちゃんだ
 「これまでの体験が、すべて生きている」という。5月に女性が入門し、露の楓と名付けた。次回は自身の入門の頃を振り返る。 (上田 文世
プレゼント] 伏見・向島酒造の特撰清酒「露の都」(1・8リットル)を3人に。はがきでフロンティアエイジ「露の都の酒」係りへ。13日必着。
 
 
お宅の「安全」は確かですか 8月にセミナー 関電SOSと協力して開催
 
   「フロンティアエイジ」はシニアライフに役立つ知恵を提供する「フロンティアエイジ暮らしのセミナー」を開催します。豊富な情報をもつシニア関連企業と協力して展開するシリーズ企画。第1回は「安心して暮らすためのホームセキュリティー」で、協力企業は関西電力グループの「関電SOS」(本社・大阪市北区)です。開催要領は次の通り。  
 
と き 8月28日(日) 午後1時〜3時   ▽関電SOS担当者による「進化する安全対策」の解説、受講者相談コーナー、体験機器の展示。
ところ 大阪国際会議場12階
(大阪市北区中之島)
  「防犯ハンドブック」、リーガロイヤルホテル喫茶券(千円分)などのプレゼントもあります。
テーマ 思わぬ場所に潜む「安全」の落とし穴 定員 150人
(多数の場合は抽選)
講師 大和 明文氏
(フロンティアエイジ編集委員=元大手セキュリティー企業社員。泥棒を寄せ付けない住まいの診断・提案など、現場体験豊富)
参加費 無料
    申込み はがきに住所・氏名・年齢・電話・参加希望者数を記入し、フロンティアエイジ「暮らしのセミナー」係へ。8月15日消印有効
 
 
  住宅狙いの泥棒が増えています。警察庁が昨年秋にまとめた統計によると、住宅へ侵入の窃盗事件は増え続け、03年は5年前の50%増。逆に泥棒の検挙率は70%から31%にダウン。3件に1件しかつかまっていません。
 泥棒を取り調べた捜査員からの聴き取りアンケートによると、「泥棒が好む侵入先」の順位は、(1)留守宅(2)防犯機器や警備会社のシールがない家(3)付近に人がいない(4)植木や塀など身を隠す場所がある。次いで「お金がありそうな家」がランクされ、泥棒はお金持ちの家だけを狙っているのではないことがわかります。
 「空き巣ねらい」の容疑者からの聴き取りでも「進入をあきらめる時間」は、「5分以内」51・4%、「5〜10分以内」22・9%、「2分以内」17・1%、「10分以上」8・6%の順。つまり、侵入するのに「5分」かかる防御の形があれば、7割の泥棒はあきらめて逃げ出すということ。備えあれば憂いなしなのです。(関電SOS防犯ハンドブックから)
 
 
観ようか  
 
  展示 ベルリンの至宝展

  9日〜10月10日、神戸市立博物館。ベルリン・シュプレー川の中洲にある「博物館島」のコレクションから「聖なるもの」をテーマに厳選した古代エジプトから近世までの文化財約150点を展示。「ティイ王妃頭部」(紀元前14世紀ごろ)=写真=や「ポセイドン」(紀元前2世紀ごろ)などの彫像や、ボッティチェリ「ヴィーナス」、マネ「温室にて」などの名画がそろう。「博物館島」の5つの美術・博物館群は第2次世界大戦で収蔵品が散逸。10年後を目指す復興計画が進行中。1300円(前売り1100円)。
展示 古密教―日本密教の胎動
  26日〜9月4日、奈良国立博物館。空海が唐から帰国して密教を広める以前に伝わっていた「古密教」。曼荼羅や明王像もなく、空海以後とは大きな違いがある。これまで見過ごされてきた古密教に焦点を当て、薬師寺の国宝・吉祥天像など優品が展示される。1000円(前売り900円)。
◆展示 龍馬の翔けた時代
  16日〜8月28日、京都国立博物館。幕末の志士、坂本龍馬が生まれて170年。60余点の書簡をはじめ、薩長同盟や海援隊の記録など、その生涯と幕末の諸騒乱の様子をしのばせる関係資料162点を展示。1200円(前売り1000円)。
展示 東アジア中世海道 
 9月5日まで、大阪歴史博物館。東アジアの海を舞台に中国・朝鮮・日本・琉球などを結んで繰り広げた中世の交流史を考古文献、美術、民俗などの多様な資料をもとに紹介。特別に貸し出しを受けた韓国の新安沈没船引き揚げ陶磁器をはじめ、宋版後漢書など国宝4、重文12点を含む277点を展示。800円
プレゼント]「ベルリンの至宝展」「古密教展」「龍馬展」「中世海道展」のチケットをそれぞれペア5組に。希望の展覧会名を明記(1枚1件)しフロンティアエイジ「観ようか」係へ。13日必着。
 
 
映画 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
 ルーカス監督の壮大な宇宙アドベンチャーもこの第6作が完結編。当初の3作で展開された物語にからむ数々の謎が、時代をさかのぼって描くエピソード編3作で次々に解き明かされ、第1作公開から28年を経て大団円を迎える。9日からナビオTOHOプレックス、京都スカラ座、シネモザイクほか。
[プレゼント]この映画のオリジナルTシャツ=写真=を3人に。希望サイズ(MかL)を明記し、フロンティアエイジ「スター・ウォーズTシャツ」係へ。13日必着。
 
 
感動の開拓秘話がDVDに 「北の零年」 吉永小百合ら熱演 
 
 
    明治新政府から北海道への移住を命じられた淡路島・稲田藩の546人。刀を捨てた武士たちは過酷な自然条件の中、夢を武器として未開の荒野に挑む。渡辺謙、吉永小百合の夫婦像を軸に明治初頭の開拓秘話を描いて感動を呼んだ行定勲監督の「北の零年」がDVDになり、関西東映ビデオ販売(TEL06・6345・8395)から21日発売。出演は他に豊川悦司、柳葉敏郎、石原さとみら。通常版(本編169分+特典映像)3990円、初回特別限定版(本編ディスク・ボーナスディスクの2枚組=収納ボックス付き)7140円。
[プレゼント]このDVD通常版を3人に。はがきでフロンティアエイジ「北の零年」係へ。13日必着。
 
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  株式会社フロンティアエイジ
  〒541-0046 大阪市中央区平野町3丁目1−8−301
  TEL:06−6202−3133 FAX:06−6202−3055 
  e-mail : gyomu@f-age.com
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