シニアのための情報新聞「フロンティアエイジ」
朝日新聞朝刊とともにお届けします。 フロンティアエイジ
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やるやん 読者の目で本紙編集 吉瀬 拓雄(西宮市)
 
思い託して言葉を磨く  
 
   今回は番外として、本紙編集スタッフの「やるやん」な仲間を紹介したい。吉瀬拓雄、70歳。この新聞のすべての原稿に目を通し、8ページすべてをレイアウトし、すべての見出しをつける。制作スタッフの手が足りなければパソコンを操って紙面に組み上げ、時には取材に出かけて記事(たとえば5月号1面「コストコ」)も書いてしまう。

 4月に創刊して今月で第4号。この間に読者から多くのお便りをいただいている。「しなやかに伝統を守る(5月号4面『沖縄』)という見出し、『あしたのオシャレ』とか『音の裏側』といった連載タイトル。言葉選びがうまいですね」「この新聞で出会う日本語は、なぜか美しく、みずみずしい」−−連載タイトルのほとんどすべて、そして「フロンティアエイジ」という新聞の名も、この人が生み出した。
 大手新聞社を”卒業”したベテランを主力とするライター陣が、そろって認めることがある。この人が原稿を少しさわると文章の淀みが消えたり、わかりやすくなったりして、レイアウト通りにぴったり納まっていく。朝日新聞に37年いたうち、紙面を編集する整理部で20年過ごして得た技ではあるが、「僕は作る側にいるけど、最初の読者でもある。だから、難解かなと思えば手直しし、少し長いかなと思えば削らせてもらう。それが読者への義務だと思うから」という姿勢への信頼だ。
 ちょうど7年前、朝日系週刊紙の編集長を辞したばかりのこの人が「いいですよ、手伝いますよ」と、シニアNPOの会報編集を無償で引き受けてくれたことが、この新聞の創刊につながった。
 野球と漫画とジャズが半端でなく好きだ。それらは、空襲を体験した少年が、その後の平和の中で初めて出会い、まぶしく思ったものたち。ひたすら愛してきた。もうひとつある。ミニカーだ。夜勤や泊りの多い職場にいて、子どもへのみやげに買って帰るうち、自分がハマってしまった。欧米の同好者の会合にも出かけていく。
 みずみずしい言葉は、こんなうぶな遊びごころから湧き出るのだろうか。「写真は勘弁して。ヘンなことできなくなる」と照れて、おどけた。まだまだ若いつもりだ。この人とともに、これからも元気を発信し続けたい。 (むかひら すすむ
 
 
トライ&エンジョイ Try&Enjoy
 
  歌と踊りで思い出す あのころのときめき
 平均年齢60歳の熟年ミュージカル劇団「発起塾おおさか」(NPO法人)が「コットン少年少女探偵団〜ギブミーチョコレート編」を大阪市中央区のドーンセンターホールで公演。16日18時半から星組、17日15時から花組。戦後の米軍進駐時代を背景に、子どものころに持っていたやさしさや勇気を描く。脚本・演出は秋山シュン太郎。2500円(前売り2000円)。予約・問い合わせTEL0120・86・2615.
 
  家に眠っている本を 難民支援に役立てる
 世界各地で教育支援を続けるNGOのJENが不要本の提供を呼びかけている。本部事務局(TEL03・5332・9825、FAX03・5332・9827)に連絡のうえ、梱包(30キロ以内)してペリカン便の着払いで指定の中古書店に送ると、買い取り額が本部に届いて支援に役立てられる。CD、DVD、ビデオ(50点以上)も可。支援先は旧ユーゴ、アフガン、イラク、エリトリアなど。
 
  世界からワイン集め 恒例フェスティバル 
 18日12〜20時、六甲アイランドの神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで。世界から集めた数百種のワイン試飲会、利き酒コンテスト、ワインに合うフードコーナー、ジャズのミニライブなど、ワインファン向けの催しで今回が第15回。参加費2000円(当日2500円)、TEL078・857・7040。
 
  人生のより良い完結 考える3回連続講座
 シニアNPO仲間の大蓮寺・エンディングを考える市民の会(TEL06・6774・0113)とNALCが、大阪市天王寺区の大蓮寺・応典院でセミナーを開く。12日=「後悔しない老い仕度」(米沢なな子・高齢者住宅情報センター大阪相談室長)▽19日=「都会のお墓最新事情(秋田光彦・大蓮寺住職)▽26日=「エンディングノートを書いてみよう」(早野矢須男・NALC企画室長)。各日とも13時半から。参加費1000〜1500円。定員40人。
 
  憲法起草で始まった 戦後女性史描く映像 
 日本国憲法の草案委員会にただ一人の女性として参画し、第24条に「個人の尊厳と両性の本質的平等」を盛り込んだベアテ・シロタ・ゴードン。ここから出発した女性たちの60年の歩みをまとめたドキュメンタリー映像「ベアテの贈りもの」(92分)を9日13時から大阪・ドーンセンター(06・6910・8615)で上映。前売り1200円。16〜22日には阪急・十三駅西口の第七藝術劇場で連日2回上映。
 
  ロボットの今を知る ロボカップ2005 
 13〜17日、大阪・南港のインテックス大阪3・4・5号館で。ロボカップは「2050年、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てるロボットのチームをつくる」を目標に、日本の研究者らが発足させた国際プロジェクト。世界から最新のロボットが集まり、サッカー競技や災害救助シュミレーションなどを見せる。10〜17時。当日1200円(中学生以下は無料)。TEL06・6612・1666。
 
  キツネノカミソリの 珍しい群生の観察会 
 里山が荒れたことから野草化した彼岸花の仲間、キツネノカミソリの観察会が8月6日(定員100人)、8日(同40人)の両日、茨木市・車作の森の群生地で行われる。申し込みは大阪みどりのトラスト協会(TEL06・6949・5705)へ。
 
  幕末から明治に至る 蒔絵の名品がそろう 
 8月28日まで(月、火休館)、京都・清水三年坂美術館(TEL075・532・4270)。技術的に頂点に達した幕末・明治期の蒔絵の名品など30点。他に常設展示20点。500円。
 
  「季の花」写真教室が 川西で5周年記念展
 本紙1面「季々彩々」の青井捷夫さんが指導する朝日カルチャーセンター川西の受講者によるACF5周年展が13〜18日、ギャルリVEGA)TEL072・750・3333、阪急池田ブランマルシェ3番館)で。80点展示。
 
  上村家3世代の画業 松園・松篁・淳之展
 8月28日、奈良・松伯美術館(TEL0742・41・6666)。松園の楊貴妃、松篁の草原八月、淳之の小千鳥など25点と素描約10点。800円。
 
  戦死した画学生らの 「遺された絵画」展示 
 30日〜8月28日、京都文化博物館(TEL075・222・0888)。第2次大戦で命を落とした美術学校生らの遺作を全国から集めて97年に開館した長野県上田市「無言館」の所蔵品から、58人の遺作・遺品137点を展示。30日には窪島誠一郎館主の講演もある。1000円。
 
  プレゼント]「上村家3代展」「遺された絵画展」のチケットを各ペア5組に。希望の展覧会名を明記し、フロンティアエイジ「トライ&エンジョイ」係へ。13日必着。  
 
夏彩る「なら燈火会」 今年は8月6〜15日 
 
   歴史ある社寺が広がる奈良公園一帯をろうそくの灯で彩る「なら燈花会」が8月6日〜15日に催される。「奈良にふさわしい共感、祈りの世界を」と青年団体が中心となったNPO法人「なら燈花会の会」が主催して7回目。
 興福寺、猿沢池、奈良国立博物館、東大寺鏡池、春日野園地、浅茅ケ原、春日大社参道など10会場。点灯は各日とも19時〜21時45分。昨夏は70万人が訪れ、「ふるさとイベント大賞」を受賞するなど、まちづくりのモデルとしても注目されている。
 
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  株式会社フロンティアエイジ
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