シニアのための情報新聞「フロンティアエイジ」
朝日新聞朝刊とともにお届けします。 フロンティアエイジ
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ヒトって不思議な存在  
 
笑いや感動から幸せ遺伝子ON 村上氏が大阪で講演 
 
   大阪ビジネスパークで11月3日開かれた漢方医学を理解するシンポジオン「こころとからだ−心を活かす」(李漢方クリニック主催)で、高血圧症に関わる全遺伝子を解読して世界の注目を集める村上和雄・筑波大名誉教授が「笑いや感動が遺伝子をオンにする」のテーマで次のように講演した。

 ヒトの遺伝子には30億個もの塩基配列に膨大な情報が書き込まれている。このうち一刻の休みもなく働いているのは3%といわれる。人間は心の持ち方ひとつで健康を損ねたり、病気に打ち勝ったりするが、この不思議な働きに遺伝子が関わっていると考えている。眠っている遺伝子をONにしたり、がん遺伝子の活動をOFFにできたらすごいことになる。

 吉本興業の協力である実験をした。糖尿病患者25人に、1日目は難しい講義を聴いてもらって血糖値を測ると平均123まで上昇。2日目はB&Bのテンポのいいお笑いを聴いてもらったところ77だった。アメリカの学会で発表すると、ロイター通信が「お笑いのビデオが薬の代わりになる時代が来る」と伝えて評判になった。

 生命が誕生してから38億年もの情報が、ヒトの遺伝子に組み込まれている。科学ではまだまだ計り知れない大自然の「サムシング・グレート(偉大なる何者か)」に生かされて私たちがあるとしか、私には考えられない。「いきいき・わくわく」の前向きな生き方が、人生を成功に導いたり、幸せを感じたりするのに必要な遺伝子をONにする、というのが私の仮説だ。
 
 
知的な日々なら認知症は防げる 板倉氏がCDを監修
 
   認知(痴呆)症にならずに長生きしたい−そんな願いの助けになるCD「脳知改革」(2枚組み)が発売された。和歌山県
立医科大学脳神経外科の板倉徹教授(59)が企画し、脳の仕組みから病気の解説、治療の最前線、脳の活性化法、認知症の予防法などを分かりやすく説いている。

 「テレビの前にじっと座って、何も考えずに筋だけを追って見ている。こんな受け身な生活をしていると、認知症につながりますよ」。板倉教授はまずそう警告する。脳の細胞数は生まれた時が最高で、その後は減るばかり。減少カーブを緩やかにするには脳に刺激を与え続けることという。

 「難しいことをするわけではありません。CDやラジオを聴いて、想像力を働かせる。本は行間をくみ取る気持ちで、出来たら声を出して読む。聞き手の想像力を刺激する落語はことにおススメ。外へもよく出かけ、囲碁や将棋、楽器など、要は趣味を豊かに活発な生活を送ることです」


 CDでは、韓国ドラマ「冬のソナタ」を題材に、脳の病気の解説や認知症予防に有効な情報を、豊富な例をあげて語る。YES、NO で答える脳の簡単健康診断もある。

 和歌山放送ラジオで5年ほど前から月1回「頭の話」を続けており、12月の放送は11日午前11時25分から。CD発売元はテイチクエンタテインメント(TEL03・5778・1715)
 
 
観ようか  
 
 
映画 男たちの大和 YAMATO
 17日から、全国東映系。戦後60年を記念し、不沈戦艦と呼ばれた「大和」と命運をともにした人たちに、佐藤純彌監督が贈る鎮魂の大作。

 若い女性の頼みに応えて北緯30度43分、東経128度4分へ走る小船。そこは戦艦大和が沈んだ場所。船を操る老漁師の胸に60年前の光景が切々とよみがえる。反町隆史、中村獅童、仲代達矢、鈴木京香、渡哲也、奥田瑛二ほか。
 
 
オムニマックス映画「世界自然遺産」
 2月28日まで、中之島の大阪市立科学館。人間が入ることを拒み続けてきた大自然。未来に遺すべき大いなる営みを、世界最大級の直径26・5メートルのドームスクリーンで体感できる。氷と雪に覆われたグリーンランド、多様な生物を育むアマゾンの熱帯雨林、イグアスの滝、ナミブ砂漠、アフリカ最大のオアシスであるボツワナのオカバンコデルタ、バオバブの木=写真=で知られるマダガスカル島、秘境チベットの7ヵ所を巡る。600円。月曜・祝日の翌日・12月28日〜1月4日休館。
 
 
追悼 映画監督・野村芳太郎特集
 24日〜1月13日、シネ・ヌーヴォ(大阪地下鉄・九条)。4月に85歳で亡くなった野村芳太郎の松竹全88作品から、松本清張ものを含む25作品を選び、社会派ドラマから時代劇、喜劇まで多岐にわたった才人の軌跡をしのぶ。

 「伊豆の踊子」「亡命記」「張込み」「どんと行こうぜ」「ゼロの焦点=写真」「背徳のメス」「左利きの狙撃者」「拝啓天皇陛下様」「五辨の椿」「女の一生」「白夜堂々」「三百六十五歩のマーチ」「影の車」「初笑いびっくり武士道」「砂の器」「昭和枯れすすき」「八つ墓村」「事件」「鬼畜」「配達されない三通の手紙」「震える舌」「わるいやつら」「真夜中の招待状」「疑惑」「迷走地図」

 各日5〜6作品上映(31日休館)。1回券1200円(当日200円増)、5回券5000円(同1000円増)、期間中フリーパス15000円。TEL06・6582・1416
 
 
春が待ち遠しい球根プレゼント  
 
   春に花開くチューリップの「秋植え球根詰め合わせボックス」=写真=を、オランダ国際球根協会が本紙読者5人にプレゼントしてくれる。

 オランダから直輸入の非売品で、05年を象徴する球根花として「ジャパン・フラワーバルブ・オブ・ザ・イヤー2005」を受賞した「プリティウーマン」を含む9種類約60個のチューリップ球根が入っている。プリティウーマンはユリ咲きで、上品な赤の花びら先端が外に反り、草丈が高くないのが特色。このほか06年に生誕400年を迎える画家レンブラントにちなんで花弁のストライプが印象的なレンブラント品種を中心に、花色の配合を考えてチョイスされている。植え付けは今月下旬まで。3〜5月に開花する。http://www.kyukon.org/
 
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