ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
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「サッちゃん」詩碑除幕 阿倍野区 阪田氏ゆかりの幼稚園
   芥川賞作家の故・阪田寛夫さんが作詞した童謡「サッちゃん」の詩碑が、自身が幼時に通った南大阪幼稚園(大阪市阿倍野区阪南町)の道路に面した一角に完成し、10月14日に除幕式が行われた。

 「サッちゃん」は1959年、阪田さんの従兄弟で作曲家の大中恩さんに頼まれ、歌のおばさん・松田敏江(トシ)さんの演奏会のために提供した詩のひとつ。初めての童謡執筆が大ヒット作となり、後に同園2期生だった阪田さんが、1年上にいた菊田幸子さん(東京在住)をモデルに作詞したことがわかった。
「サッちゃん」詩碑

 それから半世紀。秋晴れの朝、南大阪幼稚園前の路上。「サッちゃんはね サチコっていうんだ ほんとはね…」同園園児たち60人の元気な歌声とともに白い幕がはずされ、詩碑が姿を現した。

 阪田さんの次女で元宝塚トップスターの大浦みずきさんも出席。「75年前に父がここを駆け回っていたこと、その父が作った詩を後輩の園児たちが歌ってくれるのを、照れ屋の父がどんな思いで聴いているかなど、想像すると胸がいっぱいです」と語った。式典には阪田さんの遺族や同幼稚園を運営する日本キリスト教団南大阪教会の関係者、建設費用の寄金者など約300人が出席した。

 この歌を歌い継ごうと、同教会や朝日放送勤務時代の友人らが発起人となり、詩碑を建てる会(柴田俊治代表)を設けて募金を呼びかけたところ目標を上回る800万円が寄せられ実現した。
 
「雑草の草履」でサライの部門賞 新宮の喜寿グループ
   イネ科の雑草ミチシバを使った草履づくりに励んできた和歌山県新宮市熊野川町上長井の「小口みちしばグループ」(岡崎良子代表)が、小学館の雑誌サライが選ぶ「サライ大賞」の企画部門賞に入選し、10月17日に東京で授賞式があった。

 ミチシバの草履づくりを発案したのは代表の岡崎さん(80)。亡母が夜なべで草履を編んでいた姿を思い出し、地場産品に育てようと20年前にグループを結成した。

 稲わらの草履より2倍長持ちするが、材料をそろえたうえ、1人で1日に3、4足作るのが精いっぱい。価格も800円と高めだが、それでも他府県からの注文もあり、小遣い程度の現金収入になっているという。

 メンバー7人の平均年齢は77歳。岡崎さんは「頑張っていれば、そのうち後継者もできるでしょう」と話している。
 
トライ&エンジョイ=近畿のお出かけ情報  
  子どもが夢中になる「図工」を映画と話で
 ドキュメンタリー映画「トントンギコギコ図工の時間」(ハイビジョン99分)の上映会が18日13時、奈良市ならまちセンター(近鉄奈良)で。

 東京・第三日野小学校でモノづくりに熱中する子どもたちの姿をとらえた作品。野中真理子監督の講演「子どもが無我夢中になれるとき」もある。1500円。社会教育財団(奈良市佐紀町47-1-203)へはがき、またはFAX(0742・30・3362)で申し込み。定員300人で先着順。
  西洋のこぎりが歌う名曲に泣くか笑うか
 サキタハヂメの西洋のこぎり演奏会が18日14時、大阪市立住吉人権文化センター(南海住吉東、阪堺神ノ木)で。

 演奏スタイルが誘う「笑い」と哀愁を帯びた音色の「泣き」に魅せられ、独学の末にアメリカ・サンタクルズのこぎり音楽祭で2度優勝した演奏家。無料。TEL06・6674・3731かFAX06・6674・3710、またははがき(大阪市住吉区帝塚山東5-3-21)で同センターへ申し込み。定員350人で先着順。
  体のパーツは不思議愛嬌あるものに変身
 ひざ小僧に布を掛けたらギター弾き―。ユニークなパントマイム集団、テアトロ・ヒューゴ&イネスの公演「ショート・ストーリーズ」が25日14時、大阪市立こども文化センター(地下鉄西長堀、TEL06・6531・5975)で。

 5歳以上の子どもと保護者が対象で定員434人。往復はがきに参加者名などを書いて同センター(大阪市西区北堀江4-2-9)へ。13日必着で抽選。
  週刊朝日で好評連載鎌田實医師の講演会
 がんばらないけどあきらめない―週刊朝日の連載などで共感を集める鎌田實・諏訪中央病院名誉院長の講演会「障害に負けずに生きる」が、18日14時から大阪・新梅田研修センターで。

 2000円。主催の介護総合研究所元気の素(TEL06・6755・0234)への電話による申し込み制で、定員400人。
  専門医と体験者らで乳房再建を語り合う
 がんで手術した乳房の再建に、自家組織と人工物のどちらを使うか。阪大医学部付属病院形成外科病院・矢野健二教授の話と、体験者のパネルディスカッションで得失を考え合う。

 19日13時から、大阪産業創造館(地下鉄堺筋本町)で。参加費1000円。定員200人で先着順。関西NEW∞BOW研究会主催。
  仕事と生活の均衡を保てる道探る講演会
 25日14時から、滋賀県立男女共同参画センター(JR近江八幡)で。仕事と育児の板挟みに悩む女性は多い。

 働くことと生きることの意味について大沢真知子・日本女子大教授が話す。定員400人。申し込みは同センター(TEL0748・37・3751)。先着順。
  早大のエジプト発掘40年の成果示す展示
 26日まで、美術館「えき」(JR京都)。吉村作治教授率いる早大古代エジプト調査隊40年の発掘品から、最古級の青いミイラと木棺、ライオン女神像、ツタンカーメン王の指輪など200点を公開。900円。
  白石加代子「百物語」2夜で5作品を語る
 明治以降の小説から「恐怖」をテーマに選んだ白石加代子の朗読シリーズが、兵庫県立芸術文化センター(阪急西宮北口、TEL0798・68・0255)で。

 29日=浅田次郎「うらぼんえ」、阿刀田高「干魚と漏電」、和田誠「おさる日記」30日=三遊亭円朝「江島屋騒動」、筒井康隆「五郎八航空」の5作品。両日とも19時半。1日4500円、通し8000円。
  盲導犬育成のためのチャリティー合唱会
 12月2日13時、茨木市福祉文化会館(JR茨木、阪急茨木市)で。混声合唱団Shall  We  Sing?が金子みすゞの詩「日の光」「このみち」や「世界で一つだけの花」などを合唱。関西盲導犬協会が支援を呼びかける講演もある。無料。
  関西棋院の棋士から多面打ちで直接指導
 斎藤正八段らによる第4回関西棋院指導碁会が12月3日13〜17時、ピピアめふ(阪急売布神社)で。

 5級〜1級3000円、有段者は3500円。定員24人。予約はTEL0797・85・2274へ。
  関西美術院が育てた洋画界の歩み一堂に
 京都を土壌として多くの逸材を生み出した関西美術院。初代院長の浅井忠ら教授陣と、学生として学んだ足立源一郎、梅原龍三郎、安井曽太郎ら60人の作家と200点の作品で、創立から100年の歩みをたどる展覧会が、12月3日まで京都市美術館(地下鉄東山)で。1000円。月曜休館。
  福万寺の水辺環境を考えるシンポジウム
 大阪府東部に残る唯一の内陸湿地で建設が進む恩智川治水緑地公園。かつてのような水鳥や水生生物の楽園に復元したいと願う「池島・福万寺の水辺環境を考える会」が、12月3日に初のシンポジウムを催す。

 10時に近鉄東花園駅南口集合で恩智川周辺の野鳥を観察、13時から池島高校で「池島の歴史と原風景」などの講演。参加費100円(資料・保険料)。連絡先はTEL090・3895・3574(新保満子さん)。16日には9時半集合で池島・福万寺カワセミ楽会主催の「Well カモ! 冬鳥の観察」もある。
 
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