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3・8キロを泳ぎ、自転車を180キロこいだ上で42・2キロを走るトライアスロン。226キロの道中に潮流、風雨、寒暑、アップダウンなどの自然が立ちはだかる。休む間もない究極の耐久レースに挑む浜島範年さんは、68歳の鉄人だ。
中肉中背でバランスよく締まった体だが、白髪、額に刻まれたしわ、前かがみ気味で眼鏡の奥に穏やかそうな目。鉄人というよりは学究タイプの人。「165センチで61キロ。体重の変化はここ10年で1キロ前後。体脂肪率19%。私よりずっと小柄できゃしゃな人もいますよ」
50歳代前半から泳いではいた。「下半身が衰えてきたのでたまたま自転車をこいだ。自転車からランへは自然の流れ」だったそうだが“五十の手習い”はすごかった。家族の反対を押し切り、大手建設会社を退職して近くの山田池公園などで練習に専念。1カ月の練習量は、多い時でスイム30キロ、自転車500キロ、ラン200キロ。そして57歳でレースデビューした。
出場レースは約30回。中でも白眉は04年10月の「第27回アイアンマン・ハワイ」。トライアスロン発祥の地、ハワイ島コナを会場に毎年開かれる大会で、世界各地の指定アイアンマン大会での上位入賞者にしか参加が認められない。
前年のアイアンマン・ジャパン(長崎県五島列島)65〜69歳エイジ枠で1位になり、出場権を得た。本番では15時間24分8秒で完走。完走者1579人中1476位、エイジ枠では13位(対象27人)だった。「真っ青な空と海、地元で“コナウインド”と呼ばれる強風のもとでの完走は得がたい経験」と振り返る。
「レース中はただ、体と「もっといける」「まだいける」と対話するだけ。自分の力だけを信じて自分と向き合い、余分なことを考えないのがいい」と魅力を語る。後に続く世代には「義務感ではなく面白いこと、試してみたいこと、自分ができることを」。市民楽団でトランペットを奏で、老人会の世話をし、小学校でスポーツ指導もする浜島さんらしいエールだ。
一昨年のレースでけがをし、ようやく昨春から練習を再開。満を持して12月3日、オーストラリアでの「アイアンマン・ウエスタンオーストラリア」に出場、226キロを完走した。「とりあえず70歳までやるか」。新しい目標と新しい年が動き出した。 (鶴田隆志) |
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◆神戸ゆかりの文化財一堂に集めて特別展
神戸市の文化財保護条例制定10年を記念する「神戸の文化財U」展が20日〜2月25日、神戸市立博物館(地下鉄旧居留地・大丸前)で。本山遺跡出土の弥生前期の木製品をはじめ、国指定重要文化財の木造大日如来坐像、平敦盛画像、羽柴秀吉の制札など多彩な内容。初日10時から熊野神社の神楽、2月3日14時から安藤佳香・仏教大教授の講演(180人、先着順)もある。600円。 |
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◆京都田楽の心を知る集いをNPOが主催
京都大田楽の公演が21日14時、京都会館(京阪丸太町)で。鎌倉時代に起源を持つ五穀豊穣祈願の「田楽(でんがく)」の心を、狂言師だった故・野村万之丞がよみがえらせた「楽劇大田楽」。NPO法人ACT・JT(アクトジェイティ、TEL03・5363・1306)主催。前売り2000円(当日500円増)。 |
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◆劣化ウラン弾汚染のドキュメント2作品
劣化ウラン弾を告発する上映会が27日、京都「ひと・まち交流館」(河原町五条下る、TEL075・354・8711)で。「劣化ウラン弾の嵐」(アルジャジーラTV制作、80分)と「ポイズン・ダスト―米軍による劣化ウラン汚染」(米ピープルズビデオネットワーク制作、30分)の2作品を12時、15時、18時の3回上映。1000円。ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリーTEL075・344・2371、又川)主催。 |
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◆自分たちの「まち」を協働で変えるために
いけだNPOフォーラム「企業とNPOと街が手を結び、どうまちを変えていくか」が27日13時、池田市のインスタントラーメン発明記念館(阪急池田)で。中川幾郎・帝塚山大教授が、基調講演に続き倉田薫・池田市長、ダイハツ工業、池田銀行、同市公益活動促進協議会の代表によるパネルディスカッションを司会。140人。無料だが、NPOセンター(TEL072・750・5133、FAX072・750・5125)へ要申し込み。 |
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◆パレスチナ難民女性描いた「ガーダ」上映
古居みずえ監督のドキュメンタリー映画「ガーダ」の上映会が28日14時、ピースおおさか(JR森ノ宮)で。12年前にガザの難民キャンプで出会った23歳の女性ガーダが、結婚、出産を経て35歳で帰郷の旅に出るまでを追う。戦争とは何か、平和とは何かを問いかける。無料だが入館料250円が必要。定員250人。TEL06・6947・7208への申し込み順。 |
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◆宇治川の春に備える葦刈りの参加者募る
伏見の宇治川南岸に茂る葦を刈る集いを、28日にNPO法人京都子どもセンターが催す。10時に京阪観月橋駅に集合し15時解散。子どもから大人まで定員100人。参加費500円で昼食持参。TEL075・365・1166へ要申し込み。 |
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◆福祉の仕事をめざす人のためのイベント
福祉の就職フェアin Osakaが29日12時〜16時、マイドームおおさか(地下鉄堺筋本町・谷町4丁目)で。約100事業所が参加予定で、個別面談のほか福祉の仕事のための資格相談、施設訪問の受付、中高齢者・障害者・母子家庭の就労相談、福祉職場の体験プログラム申し込みなど。無料。大阪府社会福祉協議会(TEL06・6762・9020)主催。 |
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◆歴史の道の史跡歩き野鳥の声を楽しもう
奈良の「歴史の道」での公開探鳥会が2月4日に催される。9時に平城宮跡バス停前の売店横広場に集合。水上池、磐之媛命陵、ウワナベ古墳、コナベ古墳、平城宮の約5キロを歩いて野鳥を観察する。日本野鳥の会奈良支部(TEL0742・36・4682=金曜20時〜22時のみ)のメンバーが案内。無料。雨具、防寒具、双眼鏡必携。 |
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◆茶の湯の心と歴史を大阪城の茶会で学ぶ
3回講座の「茶の湯への誘い」が、大阪府立文化情報センター(地下鉄谷町4丁目、TEL06・4790・8511)で。2月9日=秀吉と千利休の出会いで生まれた茶の湯(熊倉功夫・林原美術館長)▽2月27日=江戸時代から近代にかけて形成された文化と伝統の流れ(生形貴重・千里金蘭大教授)ともに18時半▽3月11日=大阪城・豊國神社で茶会体験(午前と午後の2回)。受講料1000円。定員100人。往復はがき(〒540−0008 大阪市中央区大手前3−1−43、同センター)か、同センターのホームページから申し込み。多数の場合は抽選。 |
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◆日本の美につながるシルクロードの宝飾
「シルクロードのジュエリー展」が2月25日まで、京都・清水三年坂美術館で。日本の美とも言える繊細な技の染色、織、彫金、象嵌、鍍金の技法を産み出したのはシルクロードの民だった。中央アジアの遊牧民トルクメン族などの洗練された装身具を紹介する。500円。月・火曜休館。TEL075・532・4270。 |
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