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| 夕べに咲くユウスゲはユリの稀少種。朝にはしぼんで夏のはかなさを漂わす=伊吹山3合目 |
| 季々彩々 写真 青井 捷夫 |
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府県別では大阪9、京都18、兵庫19、奈良11、和歌山9、滋賀10、福井4、三重7、岐阜1カ所。また、見逃せない水として福井嶺北の3、兵庫・淡路島の2カ所を番外に加えた。目標を持って歩くことができるよう、それぞれに水場番号も振り当てた。
1番水場には那智大滝から引かれている熊野那智大社の「延命長寿の水」を選定。ここから熊野古道を北上し、南方熊楠の保存運動で知られる一方杉がある「野中の清水」(5=田辺市)、奈良・十津川郷、「黒牛の水」(8=海南市)を経て紀の川流域をたどり再び奈良県域へ。町ぐるみで水源地帯を守る「ごろごろ水」(16=天川村)など吉野山系と伊勢の水、三輪山「大神神社・狭井の御神水」(24=桜井市)など「神々の水」を経て大阪、京都に入る。
塩分の多い水に悩んできた大阪では、3大夏祭りのひとつ愛染祭で知られる「愛染めの霊水」(28=天王寺区)などを選定、水の保全に歴史的な伝統がある京都市では伏見の御香水(37=御香宮神社)をはじめ寺社の清水が続く。「真名井の水」(45=亀岡市)を経て兵庫に入ると南山の水・千ケ峰南山名水(55=神河町)、「ラドンの泉」(61=ちくさ高原)など但馬、播磨の水どころが集中。北上して城崎町の独鈷水(67=極楽寺)から日本海沿いに天橋立・磯清水(70=宮津市)を経て福井県に入ると、奈良・東大寺への水送り行事で有名な神宮寺の「閼伽井」(72=小浜市)へ。町おこしの象徴となっている醒井・居醒の清水(80=米原市)から琵琶湖東岸を南下、三重を経て岐阜県・養老の滝の菊水泉でゴールとなる。今後、災害などで湧出に変化が起きた場合、部分変更することもある。
フロンティアエイジでは、これらの水場を日帰りや1泊の旅でめぐる巡礼プランを提案するとともに、水場のイラストシールで記録する「恵みの水巡礼ノート」の作成も計画。第1回ツアー(9面に詳細)として今月31日、米原市醒井を訪ねる。 |
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