ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ
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優れた視点の「日本」論  
 
米山さんの遺稿が出版  
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   天神祭や祇園祭など、都市の祭り研究で知られた故・米山俊直京大名誉教授の遺稿『「日本」とはなにか』=写真=がこのほど、 東京・人文書館から出版された(A5判、282ページ、2500円+税)。

 米山さんは日本文化人類学の草分けの一人。奈良の農村調査を皮切りにアメリカ、アフリカ、ヨーロッパなど国内外でフィールドワークを続け、多様な文化を追い求めながら、常に脳裏にあったのは「日本とはなにか」という問い。

 それを晩年になって「小盆地宇宙論」という概念に結実させた。京都、奈良などのように、盆地ごとに独自の文化があり、それこそが日本の良さであるという分析だった。

 この本は米山さんが「小盆地宇宙論」提起後に書きためていた日本論。地方分権が叫ばれながら、東京文化=日本文化が加速する今、「日本とは」「日本人とは」を改めて考えさせられるすぐれた著作。
 
熊野曼荼羅33ヵ所誕生  
 
 
世界遺産を記念し新霊場  
 
   紀伊半島の参詣の道が世界遺産に登録されたのを記念し、熊野・奥熊野地方を巡る「熊野曼陀羅」33カ所霊場がこの春誕生、シニアたちの話題になっている。

 和歌山県白浜町に本拠を置くNOP法人「熊野曼陀羅」(長谷明代表)が「世界遺産の道」関連の田辺市、上富田町、那智勝浦町、新宮市、古座川町、串本町、すさみ町、白浜町の神社13と寺院20に呼びかけて組織した。

 熊野地方は神仏混淆の発祥の地とされる。「曼陀羅」の名は仏教が起源だが、NPO法人の話では「熊野信仰の原初のかたちに戻る」意味でこの名をつけたという。

 33霊場を詳しく紹介したガイドブック(1000円)と朱印帖(1600円)=写真=も出来上がった。三十三番霊場聖福寺の関守研悟住職(35)は「神や仏がすむ大自然の中へ、本当の自分探しにおいで下さい」と話している。
 
 
うの花窯・山崎さん 70歳の新作展
 
   大阪府豊能町で「うの花甲陽窯」を主宰する山崎ー(がん)さん(70)が、21日から尼崎市の尼信博物館(阪神尼崎TEL06・6413・1121)で個展を開く。8月26日まで。無料。

  山崎さんは約40年前、勤め先の展示室で見た壷から焼物に興味を持ち、釉薬やロクロの扱い方を研究する一方、立杭や信楽などの窯元を訪ねるなどして技術を磨き、42歳で自分の窯を持った。個展開催や美術展などへの出品を重ね、定年後は朝日カルチャーセンターとNHK大阪文化センターの講師として受講者を自分の窯で指導。京阪神のマスコミ関係者に呼びかけて約30年前に始めた年1回の「友閑人展」も続けている。

 今回は約10年ぶりの個展で、飾り壷=写真=や水指、抹茶茶碗など約50点を展示する。最近は独自に工夫した釉薬を使い、糊で模様の縁取りをする染織技法で陶板に絵を描く「ぬり絵陶芸」の陶額づくりにも取り組んでおり、「ぜひ新作を観てほしい」と話している。
 
  
 
トライ&エンジョイ  
  ミナト神戸が発祥の探偵小説を知る展示
 長い船旅を慰めたミステリー本は入港とともに街の古本屋に出回り、神戸は探偵小説発祥の地になった。

  翻訳を進めた神戸探偵作家クラブ主宰者の西田政治、その弟の友人・横溝正史、そして陳舜臣に至る作家らの資料展が17日まで神戸文学館(阪急王子公園、JR灘TEL078・882・2028)で開催。無料。
 
  青井さんが指導する教室の山野草写真展
 本紙1面連載「季々彩々」でおなじみの写真家・青井捷夫さんが指導する朝日カルチャーセンター川西の教室生20人による発表展「四季の山野草と花華」が4〜9日、阪急池田駅2階のギャルリVEGA(TEL072・750・3333)で。無料。
 
  星にちなんだ名曲を堺の名刹で聴く集い
 織田信長にからむ伝説の大蘇鉄(国指定天然記念物)や土佐十一烈士切腹などで有名な妙國寺(阪堺線妙国寺前)で、星空と名曲コンサートを堺市文化振興財団(TEL072・252・3993)が13日19時から催す。

  アンサンブル・シュテルネがトークを交えてモーツァルト、バッハの曲や「見上げてごらん夜の星を」などのポピュラー曲も演奏。前売り1000円。
 
  箕面で紙芝居まつり全国から演者ら集結
 箕面紙芝居まつりが7〜15日(9日休館)、箕面市立中央図書館(阪急箕面TEL072・722・4580)で。

  コンクールの応募作品、街頭紙芝居などが展示され、図書館の廃棄本フェアも。隣接のメイプル小ホールでは14日に第17回コンクール応募手作り作品の公開審査と入賞発表、15日10〜15時半に全国で活動する紙芝居作家、実演家ら8人のゲストと子どもらによる競演会がある。ともに入場無料。人と本を紡ぐ会主催。
 
  夫婦で習う沖縄料理県も協力の教室開催
 中国の医食同源を起源とし、長寿料理でも知られる沖縄料理の教室が14日11〜14時、大阪梅田・ハービス大阪の関西電力はぴeライフスクエア(TEL06・6343・7399)で。

  鯨徳代さんが味噌ラフティ、沖縄風てんぷら、炊き込みごはんなどを指導。沖縄県の協力企画で受講料は無料。夫婦単位での申し込みを5日から電話で受け付け、先着順10組。
 
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