ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ
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8月号第6面  
幸せ探しで揺れる リトル・チルドレン 大人になれぬ人々
    
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  PET検査
   阪和インテリジェント
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   「こんなはずでは」「本当の私は」−−今の幸せに気づかず、別の人生を夢みてしまう“大人になりきれない”大人たち。

 「リトル・チルドレン」の主人公サラ(ケイト・ウィンスレット=写真)は家族とともに郊外に引っ越してきたが、周囲の主婦たちとなじめず、夫の子供じみた趣味にもうんざり。そんな中で、ドキュメンタリー作家として忙しい妻に代わって主夫をつとめながら司法試験合格をめざすブラッド(パトリック・ウィルソン)と親密な仲になってしまう。元受刑者のロニーが帰ってきてざわめきたつ町の人々。サラとブラッド、ロニーとその母、ブラッドの友人の過去、すべてが絡まりあって予期せぬ展開を見せる。アカデミー賞にもノミネートされたケイトの演技が圧巻。トッド・フィールド監督作品。137分。今月中旬からOS名画座で公開。
 
あのウサギの作者の恋 ミス・ポター
   世界で最も有名なウサギ「ピーターラビット」。出版から100年を経たこの絵本の作者、ビアトリクス・ポターの恋と生涯を描いた映画「ミス・ポター」がやってくる。

 まだ封建的な空気が漂う20世紀初頭のイギリス。上流社会の娘ポター(レニー・ゼルウィガー)は幼いころに湖水地方で出あった動物たちの絵に物語を添えて出版することを夢見る。親の反対を押し切って夢をかなえ、編集者ノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)と恋に落ちるのだが突然の彼の死。悲しみを胸に湖水地方に移り住んだポターは、豊かな自然を守るという壮大な夢に出あう。遺言でナショナル・トラストに寄贈されたヒルトップ・ファームでの撮影が実に美しい。クリス・ヌーナン監督、93分。9月にナビオTOHOプレックス、OSシネマズミント神戸ほかで公開。
 
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よみがえるマンモス展
 10月8日まで、WTCコスモタワー特設会場(大阪・南港)。「愛・地球博」で話題をさらった冷凍のユカギルマンモス=写真=が関西圏に初登場。02年にロシア連邦サハ共和国のユカギル村の永久凍土から発見されたこのマンモスは、2本の牙を持つ頭部と左前足が冷凍状態で完全保存されていた。

  1万8000年の眠りからさめたありのままの姿が見られるほか、忠実に再現した復元模型、毛長マンモスの全身骨格標本、触れることができるマンモスの臼歯などを展示。その絶滅の謎やマンモスの発見が問いかける地球環境へのメッセージを考える。1200円。9〜10月の木曜休館。
   
  展示 2007イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
 25日〜9月30日、西宮市大谷記念美術館(阪神香櫨園、阪急・JR夙川)。絵本の挿絵は人が触れる最初の絵画。幅広い年齢層を巻き込んだ絵本ブームの中で、表現も技法も多様化し続けている。

  毎年春、ボローニャでの見本市「児童図書展」に併催されるイラストレーションコンクールには、今年も58カ国2653組の応募があった。厳しい審査で選ばれた日本人17人を含む23カ国85組の作品のほか、06年のアンデルセン賞を受賞したドイツ人ヴォルフ・エァルブルッフの作品を展示する。800円(前売り200円引)。水曜休館。TEL0798・33・0164。
 
展示 世界遺産ナスカ展〜地上絵の創造者たち〜
 4日〜9月24日、京都文化博物館(三条高倉)。紀元前後から7世紀にかけ、今のペルー南海岸地方に広く栄えたナスカ文化。大地をキャンバスとしてクモやハチドリなどを描いた有名な地上絵をはじめ、ナスカ文化は多くの謎に包まれている。

  不思議な図像が描かれた多彩色の土器、精巧な技術と多彩な色で織り上げた布、まばゆい金の装飾品。そして初公開される黒い瞳を持つ子供のミイラが、新たな想像力をかきたてる。幅10bの巨大スクリーンで地上絵上空のバーチャル遊覧飛行も楽しめる。1300円(前売り200円引)。月曜(祝日の場合は翌日)休館。
 
展示 巨匠と出会う名画展
  10月8日まで、兵庫県立美術館(JR灘、阪神岩屋)。大日本インキが運営する川村記念美術館(千葉・佐倉市)の所蔵品から選んだ約65点を、同館の改築に伴う休館にあわせて公開、関西では最初で最後の機会となる。「広つば帽を被った男」(1635年=写真)を含むレンブラントの作品をはじめ、モネ、ルノワールらのフランス印象派からピカソを経てシャガールらエコール・ド・パリの画家たちの作品、さらに戦前から戦後へ体系的に収集された欧米の前衛美術作品、尾形光琳、長谷川等伯から横山大観、橋本関雪へ続く日本絵画の流れを6部構成でたどる。1200円。月曜(祝日の場合は翌日)休館。
  
 
展示 慈覚大師円仁とその名宝―仏教美術の名品から
  11日〜9月24日、滋賀県立近代美術館(JR瀬田からバス)。円仁は比叡山で最澄の弟子となり、835年に唐に渡って12年、皇帝武宗の廃仏令による弾圧をも体験しながら修行と経典や仏具の収集に努め、帰国後は延暦寺に修法道場を建立するなど日本仏教の基礎を確立した。

  円仁に関わる資料や肖像のほか彫刻、工芸、書跡など、国宝19件、重要文化財50件を含む仏教美術の名宝約140件で、その足跡をたどる。1000円(前売り200円引)。月曜(9月17、24日除く)と9月18日休館。
 
     
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