ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ
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8月号第13面  
やるやん 藤尾 征二さん(枚方市)
 
自助具製作ボランティア アイデアはすべて公開
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  ハチの子100
   こてつ堂
   
   
   
   
   
   
   
   
 
使う人の立場で  
   様々な障害を持つ人たちの日常生活の動作を補い助けるために工夫・改良された道具を自助具という。

 8年前、枚方市在住の藤尾征三さん(66)が初めて作った自助具は失敗作だった。手が不自由な人から依頼されたのは、人手を借りずに錠剤を包装から取り出す道具。「アルミシールをやぶって錠剤を取り出す」ことにだけ気をとられ、依頼人の状態を把握していなかった。取り出す前に薬を指定の位置に載せる、その動作が無理な人だった。今も書棚の見える場所に置き「相手の立場に立つ」ための教訓としている。

 少年時代から理科と工作が得意で、大手電機メーカーに勤めて永く生産技術に関わってきた。退職の2年前「定年後は人の役に立つ物を作りたい」と考えて福祉フェスティバルを訪れ、ひらかた自助具工房の人たちと出会った。休日ごとに工房に通い、退職した01年には代表に。97年のグループ発足当初10人だった会員は現在36人。仲間は増え続けている。

 あくまでボランティアで「商売にしない」「実用新案も申請しない」が会の方針。製作品は依頼者の状態に合わせて作るので一つとして同じものはないが、アイデアを応用し喜んでもらえるものを作ってほしいと、ホームページや年2回発行の会報で情報を公開する。

 依頼を受ければ、まず90%を頭の中で組み立ててみる。経験から「作るのは無理」とその人に伝えるときほどつらいことはないという。作った物を使い続けてもらえることが一番の喜び。そのために「具合はどうですか」とフォローも欠かせない。

 マフラーや帽子を片手で編める編み機は、女性会員の執念とその声を受けて微調整を繰り返す会員たちの手で進化を続けている。最近では他の自助具仲間から「編み機のことなら、ひらかたに聞け」と頼られるほどだ。

 会では障害児のためのおもちゃにも力を入れている。療育園の子らが楽しく遊べるようにと、カラフルなおもちゃ作りに余念のない会員もいる。

 NPO法人取得や現工房移転に伴う行政への働きかけなど、5年間担ってきた代表の座を昨年5月に交代し、今は一会員として製作に打ち込む日々。「皆の力が集まってこその会。一人ではできないことです」と控えめに語る。ひらかた自助具工房はTEL072・840・3368。 (養田孝子)
 
 
トライ&エンジョイ  
  ●自然エネルギー知る5回講座の第9期生
  京エコロジーセンター(TEL075・641・0911)が25日からスタートする第9期生を募集中。専門家を迎えての5回講座で25日「自然エネルギー入門」、9月15日「太陽光・熱利用」、10月6日「雨水利用」、同27・28日「風力発電」、11月17日「自然エネルギー普及」。30人(先着順)。

  10月27日の宿泊費を含め1万4000円。申し込み・問い合わせは〒604−8124 京都市中京区高倉通四条上ル 高倉ビル305 気候ネットワーク事務所(TEL075・254・1011、担当・川瀬)。
  古都奈良の文化財を災害から守る知恵を
  災害フォーラム「千三百年の都に私の宝、あります」が12日12時45分から奈良県新公会堂で。映画監督・篠田正浩氏の基調講演などに続き、大野玄妙法隆寺管長、金関恕大阪府立弥生文化博物館館長、土岐憲三立命館大学教授らでパネルディスカッション「災害から文化財を守るには」。

  無料。申し込み先着500人。住所・氏名・TEL・参加人数を書き、〒540−0008 大阪市中央区大手前1−2−15 (株)建設技術研究所大阪本社「地震火災から文化財を守る協議会」(TEL06・6944・9688)へ。
  子ら100人が熱演民話のミュージカル
  堤を築いて川の氾濫と闘い、農作文化を守ってきた民話を素材にした門真市民ミュージカル「明日を吹く風(茨田の堤から)」が26日、門真市民文化会館で13時と17時の2回公演。

  公募参加の子どもたちを中心に100人が熱演。鑑賞には門真市民ミュージカルをささえる会への入会(1000円)が必要。申し込みは実行委員会事務局(TEL06・6906・8001)か門真市文化振興事業団(TEL06・6908・6000)へ。
  60歳以上の演劇団が新しい仲間求め教室
  箕面市立中央生涯学習センターの「60歳からの演劇入門」で学んだ人たちが立ち上げた劇団「すずしろ」が、新たな仲間を募る教室を28・30日・9月1日の3回開く。

  指導は映画「ラストサムライ」などに出演の俳優倉田操さん。参加費1500円。問い合わせは「すずしろ」の杉田さん(TEL072・727・0027)。
 
  お金のことはすべてわかる金融経済講演
  中立・公平な立場からマネー情報を提供する大阪府金融広報委員会事務局(〒530−8660大阪市北区中之島2−1−45、日銀大阪支店内)が29日14時から、大阪・ドーンセンター(京阪、地下鉄天満橋)に伊藤元重・東大大学院教授(政府税制調査会委員)を招き、金融、経済に関する質問に答える講演会「わたしたちの暮らしとお金」を開く。

  定員500人、無料。参加希望者は住所・氏名(フリガナ)・TEL・講演会を知った新聞名などを明記し、質問事項があればその内容を添え、はがきかFAX(06・6233・6080)で申し込むと入場券が返送される。
 
  ユニークな形や彫り墨壺60点を集め展示
  「アジアの墨壺」展が9月30日まで、神戸市中央区中山手通の竹中大工道具館(TEL078・242・0216)で。材料に直線を打つ墨壺は大工仕事に欠かせない道具。

  中でもアジアの墨壺は奇抜な形や彫りを施したものが多く、美術工芸品としてもユニーク。日本、中国、朝鮮、東南アジアで使用されてきた新着資料約60点を展示。300円。
  
 
年金への怒りどう晴らそう 裏技伝授セミナー
 
   裏技伝授セミナー年金をめぐって大きな混乱が続いているが、制度改変で受け取り開始年を先送りされ、怒りに燃えて年金の仕組みを徹底研究した元サラリーマンが31日午後6時半から大阪市中央区の大阪産業創造館(地下鉄堺筋本町)でセミナー「社会保険庁が言いたがらない年金制度」を開く。

 講師の平井雅晴さんは昭和21年生まれ。繊維大手を退職し、中高年の再就職を支援する企業で働いてきたが、60歳を迎えても年金をもらえないばかりか、年限延長によってもらうべき年金が500万円も減る現実を知った。06年4月施行の改正高年齢者雇用安定法はこれから60歳を迎える人に有利な法律に見えるが、実は年金財政破綻のツケを先延ばしするだけのものという。

 対抗手段として▽フルタイムでなく月の4分の3以下で働く▽人が遊ぶ週末・祝日に働き高く稼ぐ▽厚生年金に加入しない働き方で年金を受け取るなど、元気なうちに年金を少しでも多く受ける裏技を伝授、「60歳からの新しい働き方」を提案する会社を立ち上げた様子を語る。

 定員100人(先着順)、参加費3000円。申し込みは氏名・年齢・住所・連絡先を(株)らくコンサルティング(FAX06・6393・0938またはeメールhirai@rakucon.co.jp)へ。
  
 
標本1500点でセミの世界を知る  
 
   クマゼミはやはり温暖化のせいで増えたのだろうか。日本のセミ32種のほか、世界最大のセミと最小のセミ、16年も地中にいるジュウシチネンゼミなど200種、1500点の標本や化石でセミの世界を知る「世界一のセミ展」が9月2日まで大阪市立自然史博物館(地下鉄長居)で開催中。400円。月曜休館。  
ASA(朝日新聞販売店)は元気シニアを応援します。
  株式会社フロンティアエイジ
  〒541-0046 大阪市中央区平野町3丁目1−8−301
  TEL:06−6202−3133 FAX:06−6202−3055 
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