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師匠は桂春団治さん。入門して42年になる。上方落語協会の副会長として、天満天神繁昌亭の設立に心を砕いた。今は運営に携わっている。気を使うことが多いためか、昨年10月、大阪市内のホテルで仕事中に下血して、緊急入院した。
十数年前に交通事故に遭い、生死の境をさまよったことはあるが、病気での入院は初めて。「生命保険に入ってたんで、入院したらお金がなんぼか出るはずやと思い、嫁はんに保険証を持ってきてと頼んだ。そしたら持ってきたのは火災保険証。仲間の前でこの話をしたら『そんな嫁はんやさかい、あんたと長いこと一緒にいてくれてはるんや』。こう言われて思わず僕も「それもそうやなー」」
昨年は大阪市立大学で高座、いや講座を受け持った。一般参加も含めて約350人の受講生を前に計14回、「上方落語の情」について話した。弟弟子の梅団治さん、春雨さんらが実際に演じたりして補佐。好評で今年も5月から教壇に立つ。
繁昌亭も大入りの日が続いている。それでも自らを「心配性・貧乏性」と話し「人が来んようになったらどないしょう」と悩む。「(桂三枝)会長からアカンかったら、その時に考えようと言われて、救われたような気にはなってるんですがね」
7月には還暦の祝いを迎えるが、それは意識の中にないという。病気や健康のことも同様だ。「食べたいもんを食べたい時に食べ、飲みたい時に飲む。健康器具もいろいろ買うたけど、結局はほとんど使わんまま。ずぼらやから、何にもせんと努力せんと健康でいたいんです」
八十数キロあった体重が最近10キロほど減った。「肝臓にウミがたまってると言われ、出された薬飲んでたら、酒を飲むと体がしんどうなって、酒が欲しくなくなってきた。それで体重が減ったんです」「病状もよくなってきたし、努力せんと痩せられた。これが理想です。これからも横着なまんまでいきたいな」 (ぶ)
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| 乳児服はシンプルこそ |
宇野ひろみ(ABCラジオ「おはようパートナー」) |
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昨年6月に男児出産。3900キロと大きく産まれた我が子は、おかげさまでスクスク成長し、先日体重を測ったら8・3キログラムを超えていました。この紙面が出るころには、もう少し大きくなっていることでしょう。
零歳から1歳は、人が一番成長する時期といわれていますが、実際にこの手で育ててみて、その目覚ましい発育ぶりに、驚かされています。
赤ちゃんの服のサイズは50〜60センチと、10センチごとのサイズ設定がほとんどです。うちの子は乳児サイズをあっという間に通り越し、現在は80センチのものになっています。成長が早いので一、二度袖を通しただけでサイズが合わなくなったり、いただき物で一度も袖を通さないまま着せられなくなったりして、悔しい思いをしたものもあります。
最近は男の子の青、女の子の赤やピンク、どちらでもいける黄色・・・といった定番色以外にも、様々な色や柄物があって、選ぶ側としては楽しみが多いんですよね。
ただ、気をつけたいのは見た目と実用性のギャップ。フリルがいっぱい付いて可愛いのに、着せてみたら首の部分がフリルにすれて赤くなってしまうもの、腕のところが細すぎて動きにくそうなもの、余分なところにポケットや飾りがついていてハイハイしにくいもの・・・。素敵な外見のデザインに飛びついて失敗した例がいくつもあります。
結局、最終的にはシンプル・イズ・ベスト。ゆったりして、肌に優しい服が一番いいということに落ち着きます。よだれや食べ物で、どんどん汚すことを考えると、洗濯しやすいというのも、選ぶ基準になります。あれこれ考えますと、意外に値段の安いものの方が、使い勝手が良かったりします。
見た目よりも実用性、8カ月の息子を持つ新米ママの率直な感想です。 |
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久しぶりにできた暇な時間、本一冊を持ってローカル線を乗り継ぎ、丹後半島の夕日ケ浦温泉に向かった。日本海の夕日を見て温泉に入り、シーズン真っ盛りのカニを食べれば至福だろう、と。
JR福知山駅で降りて第三セクター北近畿タンゴ鉄道に乗り換え、田園風景を楽しみながら木津温泉駅に着いた。まだ午後3時。旅館の迎えの車は頼まず、歩くことにした。国道に出た途端にカニをゆでるいい匂い。カニ専門店やみやげもの店をのぞきながら、30分ほど歩くと旅館に着いた。
案内された5階の部屋からは「日本夕日百選」の夕日ケ浦海岸を一望できたが、あいにく厚い雲が垂れこめ、夕日はまたの機会にお預け。
ならば、と温泉へ。大浴場は小庭園に面し、その一角に露天ぶろもあった。お湯は弱アルカリ泉。歩いて冷えた体を軟らかく包んでくれる。温泉街には旅館が共同で建てた「花ゆうみ」という露天ぶろやサウナも備えた温泉施設があり、海舟は宿泊客に無料入浴券を渡し、バスで送迎している。
さあ、お目当てカニ料理満載の盆が運ばれてきた。カニ刺し身、カニ鍋、焼きカニ、カニ味噌入り甲羅…。まずカニ刺し身にかぶりつく。太い足が3本。この舌触り、この甘み。続いて火の上でグツグツいうカニ味噌。茶碗蒸しにもカニが・・・そして最後の鍋はカニの足をしゃぶしゃぶ風に食べるのが海舟おすすめ。格闘2時間余。そこへ茹で上がったカニを盆に載せた女性従業員が「いま召し上がりますか。大体はおみやげになさいますが」。もう満腹、降参。お土産つきの至福になった。 (滋)
《メモ》カニシーズンの3月末まで平日1万9800円、休前日2万2000円、日曜2万800円。3月は食べ納めキャンペーンで平日2千円引き。「フロンティアエイジを見た」と告げて予約すれば夕食時1ドリンクサービス▽福知山線の特急「北近畿」に乗り豊岡から北近畿タンゴ鉄道で木津温泉駅行きが早い▽車なら中国自動車道-舞鶴若狭自動車道-京都縦貫道で終点宮津天橋立ICから一般道へ▽海舟tel0772・74・0825。www.kaisyu.co.jp |
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