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春を呼ぶ奈良東大寺のお水取り本番は3月13日早暁。それに先立ち、若狭から水を送る「お水送り」神事が3月2日、小浜市の神宮寺と同寺前を流れる遠敷川の鵜の瀬で行われる。ひっそりと受け継がれてきた神事だが、近年は見学に訪れる人が増えている。
この日はまず10時から、遠敷川上流の下根来八幡宮での「山八神事」ではじまる。農耕儀礼に関係するとみられる古式の神事で、続いて13時から同寺境内の閼伽井(あかい)からくみ上げられた水(香水)を中心とした法会(修二会)や弓打ち神事。香水は19時ごろからたいまつ行列と共に2キロ離れた鵜の瀬へ運ばれ遠敷川に注がれる。
お水取り神事は東大寺の二月堂が建立された時、全国の神々が呼ばれた中で若狭の遠敷明神だけが遅刻、その詫びに本尊に供える香水を若狭から送ると約束したことに始まるとされる。その伝承を受け、東大寺を開山した良弁の出身地だったこともあり、いつのころからか水送り神事が定着したらしい。TEL06・6231・1023(福井県大阪事務所)。 |
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関西空港とカンボジアのシェムリアップ国際空港を約6時間半で結ぶ直行定期チャーター便が昨年11月に就航、世界遺産アンコール遺跡群をはじめ周辺のリゾート地へ気軽に飛んで楽しむ観光客が増えている。
運航しているカンボジアのアンコール航空はB757型機(207席=写真)とMD型機(165席)を投入。チャーター便にはこれまで、週間便数や連続した運航期間などで制限があったが、昨年9月の規制撤廃でゆるやかな定期化が実現。旅行社などのツアー客や学校、一般団体客のチャーター機として飛ばせることになった。3月までの予定では関空から週2便程度運航するほか、羽田、中部(名古屋)、福岡、仙台からも就航する。
アンコール遺跡群はカンボジア北西部のトンレサップ湖の北にあり、9〜14世紀の王たちが築いたクメール王朝の首都の跡。中でも有名なアンコールワット=写真=は12世紀前半にヒンドゥー教寺院として建てられた後、16世紀に仏教寺院に改修。建築様式、技術、彫刻などの装飾芸術、景観デザインなど、その巧みさ、美しさをユネスコは「人類が創った傑作」として世界遺産に指定した。
シェムリアップ国際空港はアンコールワットへの玄関口で「アンコールワット空港」とも称される。周辺に五つ星クラスのホテルやレストランが相次ぎ進出、東南アジアの新リゾート地として注目される。06年のカンボジア旅行者160万人のうち60%がアンコールワットを訪れている。アンコール航空東京支店TEL03・5560・3400。 |
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