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一生楽に暮らせる方法 広場の一画。敷き詰めた新聞紙の上に、本や雑誌が並んでいる。奥の方に立つ男の前には、10冊ほどの本が大事そうに積み上げられていて、その1冊を取り上げた男が言う。「人間、一生安楽に暮らせる方法を書いた本や。『秘伝書』と言うてな。今なら500円や」
客が争って買い求め、家に帰る暇も惜しんで広げる。まず『酒無くして酔える方法』。その答えは「ビールを飲め」。次は『ただで飛行機に乗る方法』。「これで海外旅行も行き放題や」と喜んだが、答えは「パイロットになれ」で「何じゃい、これは」―上方落語『秘伝書』の一節だ。
誰しも「お金持ちになりたい」「一生涯安楽に暮らせたら」といった願望がある。この噺はそんな人間の欲をうまくついて笑いを引き出すのだが、しょせんは絵空事と思っていた。ところが、それが実際にあったんですねぇ。
何にでも努力は付き物ですから、まずは頑張って役人か、役人に近い仕事に就いてもらいましょう。そうすれば、願望に近づけるんです。
例えば「ただで豪華旅行を満喫する方法」。政府関係の財団法人職員になると、これが実現します。うまくすれば、1泊2日で10万円以上の職員旅行が楽しめて、自己負担はほとんど無いのです。こうした財団では、受けた仕事を下請けに丸投げしているそうで、日常業務もきつくないようだ。
「飲み食いの費用をただにする方法」。これは市職員になるとチャンスがある。公金から捻出したへそくり的なお金があり、それで飲食費を負担してくれるというのだ。「自宅までの道路をただで整備する方法」もある。
先の落語では「わずかな元手でガッポリ儲かる方法」として「この『秘伝書』をコピーして売る」ことを薦めているが、国土交通省の書棚には、たった3冊で1億円の本があるそうだ。同省関連の団体が、世界銀行のデータなどを拝借して作り、納入した。「秘伝書」で稼ぐなら、20万冊も売らなければならない。 (演芸ライター) |
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生涯学習センターなどに置かれている「シニアサポーターバンク スポーツ・健康」特集号で「いつでも、どこでも、だれでも楽しめるディスコンを出前します」と呼びかけていた。
大阪府健康生きがいつくりアドバイザー協議会の田畑卿子会長(74)らが中心になって普及活動を続ける。「岡山市立少年自然の家で考案され、1997年に生きがいつくりの全国大会で紹介されたのですが、これぞユニバーサルスポーツと感心して大阪府ディスコン協会を立ち上げました」という。いま急激に競技人口を増やしている。
2月に大阪市中央体育館で催された「第5回大阪府大会」には、北海道や静岡からも参加者があり270人を超えた。開会式では門真市の西村弘子さん(72)作詞の「ディスコン讃歌」(りんごの歌の替え歌)を大合唱して盛り上がった。
3月に入って大阪府立健康科学センターでの「ディスコン無料体験」に駆けつけると、元気なお年寄りが腕を競い、女子中学生も負けずに頑張っていた。競技は簡単。表と裏が青と赤に色分けされたディスク(円盤)が12枚。赤と青のチームに分かれて6枚ずつ投げ、先攻チームが1投目の前に投げる黄色のポイントディスクに近づけることを競う。2投目以降はポイントに遠いチームが投げ、12枚投げ終わって相手よりポイントに近いディスクの枚数が得点になる。これを繰り返し、早く11点に達した方が勝ち。まさに、ディスクのコントロールを競うわけだ。
フランス生まれの「ペタンク」や、オリンピックで女子が活躍した「カーリング」などに似た競技だが、ディスクは硬質ウレタン製で直径12センチ、厚さ1センチで重さ73グラム。目標となるポイントは直径が半分の6センチで厚さ3センチ。袋に入れて手軽に持ち運びでき、コートは幅5メートル、長さ15メートルが理想だが、7メートルや5メートルにも短縮できるので、3畳ほどのスペースがあればすぐ楽しめる。1対1の個人戦から、2対2や6対6の団体戦まで楽しめる。
「輪投げ式とボウリング式、投げやすい方でやればいい。ディスクが裏返ると相手のものになるなど、ドラマチックな展開もあるので、みなさん熱くなります。簡単なようで奥は深いですよ」と藤田征夫大阪府協会事務局長(70)。大東市の狭山和子さん(75)は「すっかりはまってます。楽しく運動した後は楽しく帰ることを心がけ、今日は梅見して帰るんです」。
田畑さんは「だれでも主役になれます。目の不自由な方が、投げる方向と長さを教えられながら、優勝したこともあります。NHK『おはよう日本』で紹介されて人気が出たようで、今年は初の全国大会を目標に頑張っています」。公式ガイドブックもでき、ユニホームもつくって意気込む。大阪府協会はTEL072・833・7325。 (英) |
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プロ野球は公式戦が開幕。8月に北京五輪がある今シーズンは、日本代表に選ばれる選手の穴埋めが必要で、若手の張り切りぶりも例年以上だ。
優勝争いはセ・リーグの場合、巨人、中日、阪神の3強に絞れそう。パ・リーグは3連覇を狙う日本ハムに、松中が復調し、王監督が執念を燃やすソフトバンク、打線に破壊力を増したオリックスなどが抜き出るだろうか。
阪神がリニューアルされた甲子園に登場するのは8〜10日の対中日3連戦から。「フィールド・シート」が新設されて内席が6メートルせり出し、ファウルグラウンドが狭くなった。投手にとってアウト一つ損するケースも増えるだろうし、どんな影響が出るか気にかかる。
新井(広)、平野(オ)、新外国人フォードの加入で内外野陣は確かに充実してきた。二塁のポジションは関本、藤本、平野に5年目で成長著しい坂も加わる争い。桧山、葛城、桜井にフォードの右翼争いは強肩であることも条件の一つになる。
投手では3年目の左腕岩田が進化した。腕を少し下げた分、コントロールがよくなり、変化球が低いコースに決まり出した。7人目の先発枠に入るだろう。オープン戦4試合、15イニング自責点0は出来すぎとしても、うまく「初勝利」を挙げれば、どんどん稼ぎそうだ。関大時代に6勝10敗ながら、希望枠で入団できた恩返しの好機。長男も誕生した岩田、マウンドもバラ色にしたい。 |
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[プロ野球]▽セ・リーグ 8〜10日 阪神―中日(甲子園)25〜27日 阪神―巨人(甲子園)▽パ・リーグ 4・5日オリックス―日本ハム(京セラD大阪)6日 同(スカイマーク)
[サッカー]▽J1リーグ 13日 京都―神戸(西京極)G大阪―新潟(万博)27日 神戸―G大阪(ホムスタ)
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