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18日に開幕 |
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国宝・姫路城を菓子の香でつつむ第25回全国菓子大博覧会・兵庫(姫路菓子博2008)が18日〜5月11日「姫路城で花開く平成の菓子文化」をテーマに開かれる。姫路城完成400年、世界文化遺産登録15周年に合わせ、約1800の製菓会社が出品する祭典で、関西での開催は京都博以来54年ぶり。実行委員会は70万人を超える来場者を見込んでいる。 (金澤清弘) |
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菓子博は1911(明治44)年に東京で始まり、大戦での中断をはさんで数年おきに開催。姫路市と姫路商工会議所などは98年の盛岡博、02年の熊本博を視察するなど準備を進めてきた。菓子の芸術鑑賞や文化史学習、全国各地の菓子の展示・販売・プレゼント、市民やプロのパフォーマンスなど、会場は「華やかさ」と「楽しさ」であふれる。
会場はJRと山陽電鉄の姫路駅から歩いて約15分。兵庫県立歴史博物館、姫路市立美術館、同動物園を含めた天守閣の東側から北側にかけての公園一帯約15・5ヘクタールに、計9棟のパビリオンが「ときめき」「創造」「交流」の舞台として展開される。
◆ときめき 「兵庫のお菓子館」にチョコレートの地球儀(直径3メートル)が置かれ、兵庫県内の菓子と併せ、県や姫路市の姉妹都市がある国々の菓子が集まる。老舗菓子店が軒を並べる「姫路城下町」、大手製菓8社によるゲームやプレゼントがあり、隣接の動物園へ自由に出入りできる。
◆創造 博物館と美術館が菓子博の心臓部で、和洋中華の工芸菓子約150点を展示、山水や花、鳥、著名建造物などを材題にした職人技の冴えが見どころ。平安女流作家と菓子、人生の節目や歳時と菓子の関わり、菓子の歴史などが紹介され、オリジナル歌劇の公演や野点庭園がある。
◆交流 「日本縦断!お菓子めぐり館」で兵庫県を除く46都道府県の銘菓約6000点が展示・販売され実演やプレゼントも。隣接館では高校生ら制作の「チョコレート火山」(高さ1メートル)や昭和のおもちゃ展があり、菓子づくりが体験できる。
◆イベントなど 子どもミュージカル劇団など全国の130を超える市民団体の芸能やプロの大道芸が連日見られ、約720人のボランティアが会場案内や清掃、通訳などにあたる。当日入場券大人2000円、シニア1600円、高校生1400円、中学生800円。実行委員会事務局はTEL079・225・5151。 |
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姫路菓子博のシンボルはテーマ館に展示される工芸菓子「姫路城 白鷺の夢」。洋菓子で天守閣や小天守のある本丸と大名行列を再現、和菓子の松や白鷺などと合体させた「史上最高の芸術品」だ。洋菓子部分を担当したケーキハウス「ツマガリ」(西宮市)社長の津曲孝さん(57)に聞いた。
−大きさはどれくらい
実物の50分の1で天守閣の本丸は高さ1・75メートルです。幅5・3メートル、奥行き4・3メートルの台に据えて全重量約1トン。17歳で製菓技術者になって工芸菓子もたくさん作ってきましたが、こんなに大きく複雑なのは初めてです。
−自信はありましたか
実物のお城のすごさに身がすくみました。すぐそばにある実物と比較されるだけに、「菓子の世界遺産」を作るという思いで取り組みました。
−資料などの準備は
宮大工の棟梁に四方からの設計図をお願いしたほか、現場の写真を約千枚撮り、城のガイド本も読み込みました。
−つくり方は
粉糖とゼラチンのペーストを基本に、10種を超える香辛料で着色しています。約7万枚の瓦は竹炭とイカ墨、石垣の石はゴマでという具合。19段の石垣積みだけで約1カ月かかり、瓦の葺き直しもありました。
−こだわりは
黄砂の影響なのか城の白壁は東より西側がよく汚れていますし、瓦や石垣の色も場所ごとに微妙に違いますので、カラー写真で合わせました。石の凹凸や質感は自然石に押し付けて出し、鉄砲狭間の角度、門扉の裏側、本丸の内部も忠実に再現しています。
−大名行列は
人形は約200体。武士の顔はみな違います。ちょっとお遊びして西郷隆盛やイチロー、キムタク、「バカ殿」もいます。
−制作期間は
一昨年秋から構想を練り、制作は10余人の職人チームで昨年1月から。城の修正、人形づくりはこの3月まで続きました。湿度管理に注意すれば20年はもつはずです。 |
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姫路菓子博の飛び出す絵本約5000部が子どもらに無料で配られる。
加古川市の兵庫県立東播工業高校の生徒と保護者、市民が協働で制作。B6判見開き3ページで、「姫路城と大名行列」では大名行列、キャラクターの「ひめか」では花火、「チョコレート火山」では噴煙などが飛び出す仕組み。
菓子博事務局が公募した県民市民参加事業のひとつで、同校生徒会などのプロジェクトが企画し、校務員の志水知子さん(30)がデザイン。作成マニュアルを作って協力を呼びかけた。
JR加古川駅近くで理容店を営む門村光廣(56)、逸美(52)さん夫妻=写真=は、仕事の合間や休日を利用し、女性客数人にも依頼して約100冊を仕上げた。夫妻は「楽しい作業だった。子どもたちに喜んでもらえたらうれしい」と話す。
公募事業では計20団体が「忍者あそび」「まちづくりお掃除隊」などの企画で参加する。 |
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