ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ
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2008年7月号第13面  
やるやん  
 
エンディングノート10万冊 早野 矢須男さん(堺市)
「望む最期」を自ら演出 普及の行脚5年
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 自らの人生をどう歩んだか、死後どう葬って欲しいか、ささやかでも財産分与はどうするか−遺された人たちへのメッセージを託す「エンディングノート」を、ボランティア団体のNPO法人ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ(NALC=ナルク)が03年に発売して5年、今年3月で10万冊を超えた。企画室長として、その誕生から関わった早野矢須男さん(69)は驚異的な販売ペース演出の中心だった。
早野 矢須男さん

 エンディングノートを作るきっかけは02年秋の会員アンケート。「自分の死後の希望を家族に伝えるノートが欲しい」という要請が最も多かった。仲間10人ほどで企画室を設け3カ月かけて検討。ノートのタイトルも「終末期」「自分史」などいろいろな案が出た中で、「エンディング」に決めた。値段は1冊1000円プラス消費税50円。

 ノートが出来て約1週間後、毎日テレビの人気番組が興味を示し早野さんが出演。「これはいい」と共演者もほめた。それからの2週間、NALCの5台の電話は鳴りっぱなし。「一気に2000冊。潜在ニーズを掘り起こしたんだ、と自信を深めました」と早野さん。

 その後、全国ネットのNHK「クローズアップ現代」をはじめテレビ各局に出演。新聞も北海道から沖縄まで、取材が相次ぎ、取り上げられるたびに1000冊、2000冊と売れていく。

 早野さんは鹿児島から静岡、小田原あたりまで年に10回以上は講演に出向く。社会福祉協議会、裁判所調停員、女性団体、お寺、葬儀社などなど。現役時代は大手損保会社で研修所長も務めた。柔らかい口調と雰囲気が「語り部」にふさわしいと仲間は言う。

 58歳女性のこんな例がある。「エンディングノートの話で家族が盛り上がった時、夫がポツリと言ったんです。『花いっぱい飾ってモーツァルトで送ってほしいな』って」。1週間後、夫は思わぬ事故で急死。願い通りの形で送ることができた。

 助け合い、奉仕することを生き甲斐とするボランティア。早野さんがその世界に飛び込んだきっかけは、定年を翌年に控えた95年の阪神大震災。ボランティアたちの活動に胸打たれた。自らのエンディングノートは本棚の隅に置いてある。 (滋)

◆NALCエンディングノートの申し込みはFAX06・6941・5130へ。送料は5冊まで180円。
住大夫さんが文楽語る ACCの記念講座
 人形浄瑠璃文楽大夫で人間国宝の竹本住大夫さん(83)が60年を超える芸歴をふまえて「文楽のいま・むかし」を語る朝日カルチャーセンター(ACC)公開講座が10月12日、国立文楽劇場小ホール(大阪・日本橋)で。ACC開講30周年、同川西教室20周年記念講座のひとつ。

 7月12日から受講の受け付けを始める。受講料3675円(ACC会員3150円)。問い合わせ・申し込みはACC川西教室TEL072・755・2381。
 
トライ&エンジョイ  
  「季々彩々」青井氏の生徒たちの花写真展
 「四季の山野草と花華」写真展が16〜21日、プランマルシェ3番館のギャルリVEGA(阪急池田)で。

 本紙1面「季々彩々」青井捷夫氏の朝日カルチャーセンター川西で開く教室の生徒18人の作品約60点を展示。無料。
 
  企業とNPOの協働探ったブックレット
 滋賀県の市民活動をサポートする淡海ネットワークセンター(淡海文化振興財団)がブックレット「企業とNPOとの協働の可能性を拓く」(A5判45ページ)を刊行。500円。

 購入希望は〒520−0801 大津市におの浜1−1−20淡海ネットワークセンター「ブックレット係」(TEL077・524・8440)へ。代金は現品着後に払い込み。
 
  盲導犬とともに夢へ歩む音楽家の講演会
 盲導犬グレースとともにコンサートを続ける前川裕美さんの講演会「夢見る力を信じて」が、19日14時から大阪市立両国人権文化センター(地下鉄清水TEL06・6955・3871)で。

 視力を失う中でボストンの音楽大学に留学。犬とともに歩む道をピアノの弾き語りを交えて語る。無料、定員60人。FAX06・6955・7428か、往復はがきに住所・氏名・年齢・TELを明記し、〒535−0021大阪市旭区清水5−6−32の同文化センターへ。10日に締め切り多数の場合は抽選。
 
  チベット知るためのドキュメント8作品
 僧侶や市民の抗議行動で世界の目と関心を集めるチベット情勢。シネ・ヌーヴォX(地下鉄九条)が19〜25日、ドキュメンタリー作品を特集上映する。

 在日コリアン3世のロード・ムービー「チベット チベット」(95分)をはじめ、チベット難民の闘い、ダライ・ラマが語る般若心経、哲学、人類学など5プログラム8作品で各回入れ替え制で1回1200円。
 
  留学生たちは広島で何を見て何を思う?
 留学生を交えた「ヒロシマ平和学習会」が20日10時から、キャンパスプラザ京都(JR京都)で。

 交換留学生としてエイ・エフ・エス日本協会京都支部が招いた5人の留学生が、被爆地の広島で見て、考えたことを発表し、被爆者の花垣ルミ氏が講演。昼食をはさんで午後は出席者を交えた座談会。無料。途中参加、退出可。TEL080・3665・4757(相村さん)。
 
  日本のメロディーを木管とピアノで聴く
 木管五重奏とピアノによるコンサート「風と木の調べ」が27日14時、弥生文化博物館(JR信太山TEL0725・46・2162)で。

 神戸市民交響楽団のメンバー6人が「浜辺のうた」「りんご追分」など懐かしい曲や「芭蕉布」「島唄」など沖縄メロディーのほか、テュイレ「木管とピアノのための六重奏曲」よりやポルカ「観光列車」などを演奏。先着135席。300円、65歳以上200円。
 
  ひょっとして貴方の一句が世を変える?
 高齢者の暮らしを詠んだ「シルバー川柳」を、全国有料老人ホーム協会(TEL03・3272・3781)が31日必着で募集中。今回が第8回。未発表の自作に限り、はがき1枚で3作品まで。

 前回入選の最高齢者作品は「とって見てやっぱり解らん年の功」(福岡県・男性91歳)。9月初旬に審査結果が発表され、入選20点には賞金1万円と表彰状。はがきに川柳と〒住所・氏名・年齢・性別・職業・TELを明記し、〒104−0028東京都中央区八重洲2−10−12国際興業第二ビル3階、社団法人全国有料老人ホーム協会 シルバー川柳フロンティアエイジ係へ。
 
  タイに絵本を届ける費用生み出す演奏会
 タイの子どもたちに絵本を贈るためのチャリティーコンサートが、8月6日16時からメイプルホール(阪急箕面)で開かれる。

 ボランティアグループ・サワディープロジェクトの主催。数々の国際賞歴を持つ村越知子(ピアノ)・伸子(ヴァイオリン)姉妹がショパン、クライスラー作品のほか、タイの曲も演奏。入場料2000円。問い合わせは村越さん(TEL072・729・0592)。
 
  ネパール木工支える多様多彩な道具たち
 「ネパールの大工道具」展が10月5日まで、神戸市の竹中大工道具館(地下鉄県庁前TEL078・242・0216)で。

 隣国インドや中国、さらに欧州文化の影響を受けた多様な大工道具約40点を展示、パネルや映像で使用法も。300円。月曜(祝日の場合は翌日)休館。 
 
  多趣味な文珍さんがさて、何を語るのか
 和歌山県民文化会館(南海和歌山)で8月24日13時半、けんぶん寄席「桂文珍独演会」が催される。

 大学で教え、本を書き、飛行機も操縦する多趣味な落語家・文珍師匠。演目は当日のお楽しみ。3000円。和歌山県文化振興財団(TEL073・436・1331)。
 
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  株式会社フロンティアエイジ
  〒541-0046 大阪市中央区平野町3丁目1−8−301
  TEL:06−6202−3133 FAX:06−6202−3055 
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