ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ
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2008年8月号第13面  
やるやん  
 
94歳で現役テニスコーチ 岡 隆弘さん(枚方市)
教え上手で自ら楽しむ 若い頃は騎手も
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  明るい笑顔はお腹から
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 土曜の朝9時前、94歳のテニスコーチ岡隆弘さんは、自転車をこいでコートに着くと、軽いストレッチのあと、さっそく試合陣形で指導開始。70歳前後の男女8人に向けて打ち出すボールは200球を超える。いま、枚方市南部3カ所のコートで5グループ60人近くを教え、月曜〜土曜の連日、午前中の2時間はコートにいる。

 1913(大正2)年12月大阪・高麗橋生まれ。旧制中学時代にテニスに出あって全国大会に出場。卒業後も家業の運送業を手伝いながら熱中したが、1937(昭和12)年に父の希望に沿って競馬の騎手に。馬主でもあった父の夢は息子が乗って優勝した馬を口取りしてパレードすること。6年の騎手生活の間に淀や小倉での優勝も経験したが、父の没後だったのが心残りという。
岡隆弘さん

 終戦の翌年、中国から復員して結婚し、テニスを再開。甲子園テニスクラブの近くに居を移してみっちり学び、67年には家業をやめて就職するのを機会に勤め先に近い枚方市に転居。「何事にも徹底するタチで」と笑う。

 定年後、新設のテニス教室から請われてコーチを務めた後、グループの指導を始めた。もう23年の付き合いというママさんグループもある。「子どもたちが小さいころに初心者が集まって、それが今は平均年齢60歳。教え上手だから楽しいんですよ」と最古参の田中幾久子さん(61)。

 岡さんは「グループのテニスは楽しくなければ続かない。飛び抜けてうまい人や劣る人をつくらないよう、レベルをそろえることに腐心する」という。毎年9月末の芦屋グランドベテランテニス大会に出場しており、今年も教え子の女性とダブルスを組む。岡さんの噂を聞き、新たに70代の女性が2人入会したグループもある。

 6年前に夫人を見送り子どものない一人暮らし。「70代のころのフットワークが懐かしい」と言いながら、足同様に目も耳もしっかりしている。腹八分目を守り、52〜53キロの細身の体形を維持している。「ファンクラブの会員」と自称する教え子たちと食事に行ったり、毎年7月末恒例の2泊3日の蓼科合宿旅行に出かけたり、テニス中心の生活を送っている。「皆に遊んでもらっているおかげで、楽しい毎日を過ごせている。白寿までは続けたい」。94歳とは思えないツヤがある穏やかな顔をほころばせた。 (養)
善意に包まれ新たに2万部 ロンボク島へ津波絵本
 津波から身を守る絵本をインドネシアの子どもたちに届けているNGO「自然環境研究オフィス」(大阪市天王寺区)で新たに2万部が完成、柴山元彦代表らが8月6〜11日、ロンボク島を訪れ小学校などで配布する。

 全日空OGの白鷺会が飛び出す絵本シートの張りつけ作業を引き受けていたが、フロンティアエイジが今年3月号で紹介したところ、大阪府内の樟蔭、花園、箕面東高校や盾津東中学校の生徒らもボランティアで応援。現地法人を持つ大阪の成形機メーカー千代田興業は絵本の輸送のほか現地社員らの協力も申し出た。
 
トライ&エンジョイ  
  ワーキングプア描く平和ミュージカル08
 「月桃の花」歌舞団が平和ミュージカル2008「ワーキングプア 希望宣言!」を24日17時、生駒市の南コミュニティセンター(近鉄南生駒)で上演。

 同歌舞団は沖縄戦を描いた映画「GAMA 月桃の花」(1996年)のメッセージ「命どぅ宝(命こそ宝)」を広めようと結成。今回の演目は厳しい環境で働く派遣社員の物語。400席、前売り2000円(当日500円増)。9月13日は交野ゆうゆうセンター、同14日はウィングス京都、10月19日は住之江区民ホールにも巡演。TEL06・6762・7403。
 
  センチュリー恒例の星空コンサート2夜
 大阪センチュリー交響楽団がおなじみの星空ファミリーコンサートを、今年も19時半から豊中・緑地公園野外音楽堂(北大阪急行緑地公園)で2夜連続して開く。

 30日=J・シュトラウス2の喜歌劇「こうもり」序曲、チャイコフスキーの「白鳥の湖」ほか▽31日=シュトラウス2のポルカ「観光列車」「美しく青きドナウ」、ドヴォルザークのスラブ舞曲よりなど。ユースオーケストラ、法村友井バレエ団との共演もあり、クイズや指揮者にチャレンジのお楽しみも。両日とも無料で各先着2000人。雨天中止は18時15分発表。TEL06・6868・3030。
 
  砂糖の町でもあった江戸期の大阪を知る
 「砂糖のまち、堺筋 江戸時代の砂糖流通」展が31日まで、なにわの海の時空館(地下鉄コスモスクエア、TEL06・4703・2900)で。

 砂糖は鎖国政策の中でも長崎出島を窓口に輸入され、需要が増えて国産化に成功した後は、大坂の各藩蔵屋敷や堺筋の仲買を通して江戸や全国に運ばれた。問屋や菓子店の商いぶりを示す絵図など資料120件で海運を中心とした流通を紹介し、大阪の菓子文化にも触れる。スタッフが寸劇で解説する「白黒つけなはれ」も13〜15日と土・日曜に上演。600円。月曜休館。
 
  京ことばでお話聞くちょっといい午後を
 京ことばの会が毎月1回催す「よろしおすえ京ことばのお話会」が31日13時、京都市下京区四条通り西洞院東入るの四条京町家(京都市伝統産業振興館=地下鉄・四条、阪急・烏丸)で。

 京ことばで昔話や民話、エッセイ、小説などを語り継ぐ試み。無料で先着30人。9月は28日、10月は18日、11月は30日。お話の出前もTEL090・1137・8991(中島)で随時受け付け。
 
  女性大工が伝授するバリアフリー改修術
 OLを辞めて父を介護した後、大工に弟子入り。介護しやすいバリアフリー改修専門のミエちゃん工房を設立した小多美恵子さんを招く実践セミナー「家族のライフサイクルを考えた住まいづくり」が、9月20、27日(各2時間)と、10月4、18日(各4時間)の4回、クレオ大阪東(JR京橋)で。

 大阪市内在住・在勤者が対象で定員40人。9月10日まで受け付け、多数の場合は抽選。テーマ別日程など詳しくはTEL06・6965・1200(セミナー係)へ。
 
  900体もの人形で描く昭和のドキュメント
 人形作家の南條亮がジオラマで繰り広げる懐かしい昭和の風景ドキュメント「人間、この愚かですばらしきもの」展が9月15日まで梅田スカイビル・タワーイースト5Fで。

 人形劇団「クラルテ」の舞台美術、人形美術を手がけてから40年余、人形は多彩さを増し、今回は900体で20世紀のドキュメントを展開する。500円。
 
  琵琶湖にそそぐ川で人工河川と地層観察
 滋賀県立琵琶湖博物館(TEL077・568・4811)が二つの観察会の参加者を募っている。

 1)「アユ産卵用の人工河川を知っていますか」=9月21日10時、安曇川。保険料含み参加費100円。小学生以下は親子同伴、20人。9月11日締め切りで抽選。

 2)「地層の見方講座」=10月4日10時、湖南市の野洲川。参加費100円。中学生以上20人。9月24日締め切りで抽選。往復はがきに希望の講座名・〒住所・氏名・年齢・TELのほか一言メッセージを記入し、〒525−0001 草津市下物町1091 滋賀県立琵琶湖博物館へ。
 
  影絵や幻灯に始まる映像の面白ワールド
 「光と影のワンダーランド」〜アニメのルーツをさぐろう展が9月28日まで、兵庫県立歴史博物館(姫路市本町TEL079・288・9011)で。

 アニメのルーツは影絵、のぞき眼鏡や幻灯などの光学玩具。同館が所蔵する国内随一の「入江コレクション」を核に、日本と西洋の光学玩具の歴史をたどる。ストロボスコープ(19世紀イギリス)、江戸時代の写し絵(幻灯)の種板など珍しい展示品が並ぶ。500円。
 
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