ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
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2009年1月号 第2面  
 
元気のヒミツ 桂 きん枝さん(58)
 
子で目ざめ賢妻に従い  
   54歳で息子さんを授かった。「子どもが20歳の時、私は74歳。長生きせないかんと思うようになりました」「「目の中に入れても痛くない」とよく言いますが、それに近い感覚です」

 という訳で、それからは「脳から心臓から全部調べるきつーい人間ドックと、簡便な緩いめのドックと、年2回受けてるんです」。子どもとしゃべりたいと仕事が終わればすぐに帰宅。「仲間とメシには行く。けど、飲みには行かない。(私がこうなるとは)考えられんでしょう」
桂 きん枝さん

 奥さんは看護師さん。「救命センターといった生死に関わるようなところで働いていたので、私が熱を出して「しんどいねん」と言っても「40度超えてへんから病気やない。体調の変化です」みたいなことを言われておしまい」だそうだ。「その代わり健康食品とか、薬とかは、よく薦めてくれます。若さを保つにはこれ、養毛剤はこれがええとか言ってね」

 元々から野菜、豆腐が大好物で、肉は好きじゃない。「なのに糖尿病予備軍と言われて、1日10キロも歩いたりしましたが、効果がないようなのでやめました。でもゴルフでは絶対、カートには乗らない」

 天満天神繁昌亭オープンを機に、落語に力を入れ始めた。29日夜7時から同亭で『きん枝のがっぷり寄席』と銘打った会を開く。今回が3回目。林家染丸さんと各1席を披露する。また、子育ての楽しさを綴った文庫本の体験記『桂きん枝の落語な子育て』(サンマーク出版)を中旬に出す。

 「これまでも会を持ちましたが、切符売らんといかんし、何を演じるのか、うまくいくんか、終演後はどうしようなどと心配のあまり、何度も胃潰瘍で入院しました。繁昌亭(216席)だと、手頃な席数なので気楽にやれます」「それに落語は健康にいいんと違います? ボケ封じになる。大声を出すので血液の流れもよくなる。冷や汗でなく、ええ汗がかけたら、気分は最高ですよ」 (ぶ)
 
あしたのオシャレ  
 
学びの時はエンドレス  
   私どもの大学と似た学科編成で、常に新しい試みに挑んでいる大学がニューヨークにあります。毎年訪ねて交流し、さりげない話の中から多くのヒントを得ています。

 十数年前に聞かされたのは、大学卒業後にまた、大学院に戻ってくる人が非常に多いということ。当時の日本では退職した世代がカルチャーセンターに通うことが話題となっており、それに類した傾向かと思ったのですが、仕事についたものの社会の動きが早く、新しい知識や技術に精通する必要に迫られてのことで、28歳前後が最も多いと知って驚きました。

 実は最近、日本でもそのような要請が強まっています。私どもでも03年、大阪梅田サテライトに大学院修士課程を開設したのですが、より高い専門的能力をつけ、地位も向上したいという社会人大学院生が増えています。

 そういったことが他の学問に比して少なかったファッションの世界でも、ショーで作品を発表するだけでなく、自分の研究を発表し、他の人の研究を聞ける場を希望する人が増えています。日本のファッションクリエイターは世界的に活躍し、その感性と技術水準は高く評価されていますが、専門的なアプローチの歴史は浅く、基礎的・体系的な学問の構築が求められていたのです。

 デザイン経営研究科を持つ私どもでは、菅原正博研究科長を委員長として、社会的に活躍している卒業生たちともスクラムを組み「ファッション・デザイン学会」の設立準備委員会を昨年7月に開催。東京からの参加を含め約70人が集いました。

 9月、11月に続き2月16日夕に若手メンバーの企画を発表し、意見交換する機会を設けるほか、今後は他分野とのコラボレーションも計画。興味と意欲のある方たちの参加を願っています。お問い合わせ等はTEL06・6376・0853へ。  (崎田喜美枝=宝塚造形芸術大学学長・社団法人日本デザイン文化協会大阪支部長)
 
いい湯だな近畿の温泉めぐり  
 
国民宿舎・紀州路みなべ(みなべ町)  
 
白浜から四国まで一望 クエに大満足間近に梅林も
   「雄大な太平洋を眺めながら、体と心を癒したい」と、国民宿舎・紀州路みなべに出向いた。JR紀勢線南部駅からタクシーで5分。岬の突端にある1軒宿は、ロビーに入るといきなり広がる太平洋の大海原。「東は白浜、西は四国まで望めます」と支配人。目の前に浮かぶ「鹿島」は万葉集にも詠まれ、釣りやダイビングを楽しめる絶景スポット。

 東側のビーチから海岸線を目でたどると先端に白浜温泉が浮かんで見える。部屋に入って西を望むと、アカウミガメの産卵で有名な千里の浜、そして水平線の彼方にたしかに四国の姿。沖を行く大型客船や貨物船も黒い点のようにしか見えず、まさに大海原に抱かれる思い。60の客室すべてがオーシャンビューだ。
国民宿舎紀州路みなべ

 昨夏オープンの露天風呂も間近で海を感じられ、ゆっくりほぐした体に潮風が心地いい。良質の重曹泉で、岩風呂と檜風呂が隣り合わせ。「百選」に選ばれた夕日が素晴らしい。大浴場の「美肌の湯」は女性に人気。日帰り客も多いという。

 湯上がりの一杯は格別。料理は黒潮が運ぶ新鮮な魚介類をふんだんに取り入れた会席や鍋。ミニ会席や和定食もあるが張り込んで「紀州クエ鍋」を注文。白身で脂がのり、揚げ物、鍋、どう食べてもうまい。「幻の魚」ともいわれるハタ科の最高級魚が、国民宿舎ならではのリーズナブル価格でありがたい。

 大ヒットのサービスがシニア限定の「同窓会宿泊プラン」。思い出、華やぎ、悠々の3コースがあり、1泊2食と記念写真代込み。案内状の作成、発送も引き受ける「幹事代行サービス」が好評。「修学旅行に行けなかった世代の方も多い」そうだ。

 宿の北には日本一の梅林。今月25日に開園し、2月中旬には咲き香って多くの観光客を誘う。(冠)

 ◆メモ 泉質・泉温=ナトリウム・炭酸水素塩泉。32度▽効能=切り傷、やけど、慢性皮膚病、婦人病、神経痛など▽あし=JR南部から送迎車(要予約・計10人以上で運行)▽TEL0739・72・3939。1泊2食8760円〜。「フロンティアエイジを見て」と告げて2人以上で予約すれば3月31日まで、紀州クエ鍋コース1万5900円が1万4000円など3コースの平日優待サービス。
 
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  株式会社フロンティアエイジ
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  TEL:06−6202−3133 FAX:06−6202−3055 
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