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「アウトレット」に行ったことがおありでしょうか。様々な理由で街のお店から消えた「いい物」が「安く」手に入る穴場。
実はそれだけではない、お楽しみもあるようで・・・。
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| 関空の対岸に別世界 |
良い物安くを超える楽しさ |
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茅渟(ちぬ)の海・大阪湾に面し、すぐ脇にかかる巨大橋の向こうには人工島の関西国際空港。泉佐野市の「りんくうプレミアム・アウトレット」は誕生から今秋でまる10年。別世界を体感できる素晴らしいロケーションは、中高年にとってもエキサイティングなショッピングを予感させる。
関空開港から6年後の2000年11月、大阪から和歌山まで関西一円を商圏としてオープン。第2期、第3期の増設を経て今、4万2100平方メートルの敷地に立つ2階建て店舗の延べ床面積は3万平方メートル。3月末時点で152店が入り、その構成はファッション60%、靴・かばん・時計・宝飾などのファッショングッズ15%、スポーツ・アウトドア15%、飲食・食品が10%。
関西ではここにしか出していない有名ブランド店もあり、ほとんどが直営店。当初はブランド志向の強い20〜30歳代の客が主流だったが、10年たって客層は40歳代にまで広がった。最近は関空利用の外国人客が増え、買い物ツアーの団体も目立つが、今後は中高年層を呼び寄せたいという。
そのセールスポイントはズバリ「宝探し」。連日25〜65%オフが中心の商品の中から、経験と知識を生かした大人の選択眼で、より良いものをより安く手に入れる。そんなゲーム感覚でのショッピングを提案し、趣味の世界を豊かにするゴルフ用品や楽器類、それに宝飾品も狙い目のようだ。
子ども服や玩具の店もあり、孫へのサービスにも重宝する。ファミリーで訪れる場合、和風、中華、イタリアンなどの洋風料理店がそろい、好みの味が選べるのもありがたい。メニュー豊富で価格もお手ごろだ。
街並みは米国東南部の港湾・観光都市チャールストンをイメージしたという。1920年代に流行したチャールストンダンスゆかりの地は、南北戦争(1861〜65年)の火ぶたが切られたところでもあり、全米で最もマナーのいい町として有名。そんな歴史と文化の香、非日常的な雰囲気を楽しみながらの買い物は楽しく、歩き疲れた客のため各所にベンチが置かれている配慮もうれしい。関空やスカイゲートブリッジが一望できる休息スポットでは、時のたつのを忘れて座り込んだ。
南海・JRのりんくうタウン駅から南へ徒歩6分。車なら阪神高速湾岸線泉佐野南・北出口から1.5キロ、阪和自動車道、関西空港自動車道の泉佐野出口から2キロ。駐車場は2900台収容で1時間無料、あと1時間ごとに300円だが1店3000円以上の買い物でさらに3時間無料。授乳室があり、ベビーカーや車いすの無料貸し出しも。10〜20時(8月は〜21時)、2月第3木曜を除いて無休。TEL072・458・4600(自動応答)。 (鶴) |
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| 都市型で便利さ追求 |
先がけの自負気持いい対応 |
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「車でしか行けない郊外にあって商品は若者向け」というアウトレットのイメージは、「三井アウトレットパーク大阪鶴見」で覆された。京阪門真市駅からほぼ30分おきに無料シャトルバスが出ていてわずか7分。地下鉄門真南からだと徒歩5分で月下美人の花をイメージしたという屋根が特徴の建物前へ着く。
1・2階は一般お断りの花き卸売市場で、3階のアウトレット入り口へは道路から洋式庭園風の植え込みを見ながら階段かスロープを上る。フロアは吹き抜けで明るく、中央に立つ開閉花弁型の屋根を支える鉄柱の周りをミニステージや休憩スペース、案内所や屋台などが囲み、一方に青いウオールクライミングの壁がそびえる。
それらを中庭にした形で3〜5階に66店舗。3階には家具やインテリア、時計や眼鏡などのほかに和、洋、中や喫茶など飲食店が並ぶ。4階は主にゴルフ、ウオーキングなどのスポーツ用品店。5階は赤ちゃんから大人までの衣服、靴、鞄、小物の店がそろう。
3階では家具やカラフルなインテリアから食器までを陳列する「ダブルデイ」、店囲いが無く気軽に商品を手にとれる食器の「たち吉」に魅かれた。4階ではテニス用品を重点に物色し、「モンベル」のハイキングや山用品の豊富さに感嘆。5階では少し改まった上着を探して次々に入ってみたが、どこも押しつけがましくない応対で心地よい。9号サイズ以下を扱う「インタープラネットトゥ」で、デパートで5万円前後していた品を1万円弱で買えた。
花博後の1995年に日本で2番目、本格的なアウトレットモールの先がけとして「鶴見はなぽーとブロッサム」の名で開業し、系列施設統一のため08年4月に改名。いま主流の郊外型とは違い、当初から人口密度の高い周辺地域の気軽な買い物の場をめざした。便利すぎて土日祝は渋滞のうえ1000台の駐車場(3000円以上の買い物で2時間無料)もパンク。平日がお薦めだ。
専門店での買い物が楽しめるうえ価格が安いアウトレットに目ざめたが、同じ年配の人には会わずじまい。お土産に買った「神戸カリー舎」のカレーパンは絶品だった。
TEL06・6915・3939。11〜20時(土日祝10〜20時)、飲食店は〜21時。 (養)
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| 軒並べるブランド店 |
広さも集客も関西圏で随一 |
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新商品が安く買える―口コミが広がって人気は急上昇。神戸市北区上津台にある神戸三田プレミアム・アウトレット(約19万5000平方メートル)でも、ほとんどの商品が25〜65%引きの価格で買える。土日祝日ともなると無料駐車場(3800台)からゲートまで太く長い行列。バスツアーでも1カ月平均で1万人が訪れるそうだ。07年7月に90店でオープンしたが、09年12月には早くも飲食店を含めて2倍の177店舗へ増設、関西隋一の規模を誇る。
店舗は幅5メートル余りの道路をはさんで両側に並び、500メートルほど歩くと道路はU字を描いて回遊する形で元の場所に戻る。店舗はガリアーノをはじめ、神戸三田が自慢する通り、有名ブランドのファッション店が顔をそろえて7割を占め、後はゴルフ用具などスポーツ用品、鞄や時計の服飾雑貨、インテリア、生活雑貨、そしてレストランなどなど。
家族連れが多く、子供たちはディズニーランドにでも来たようにはしゃいでいる。通りはアメリカ・ロサンゼルスの高級住宅街パサディナをイメージしており、建物の壁の色はベージュ系が多く、ヤシの木立の向こうにはシンボル・タワー。街灯もあか抜けていて、買い物をしなくても十分に楽しい。
年配者も予想外に多い。妻(70)の車椅子を押す白髪の男性(73)は滋賀県野洲からといい、「喜ぶもので・・・」。若夫婦と一緒の68歳と65歳の夫婦は。「ブランド商品が安く買えると聞きましたので」と岡山市から。大きな紙袋を提げた大阪の夫婦は63歳と58歳。笑顔いっぱいで「2万円でええ買い物できましたわ」「梅田から直行バスもあって便利やし」。ベンチに時々腰を下ろしたり、レストランへも入ったりしていると一日が早い。
車なら中国道の神戸三田ICから約3.5キロ、六甲北有料道路の大沢ICから約1キロ。電車ならJR・神戸電鉄三田から路線バスで約20分。大阪・梅田の阪急三番街ターミナルから直行バス、神戸の神姫バス三宮ターミナルから路線バスも出ている(いずれも土日祝のみ)。2月第3木曜を除いて無休で、10〜20時営業。TEL078・983・3450。 (崎) |
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| 潮風が誘う購買意欲 |
夕日に浮かぶ大橋と淡路島 |
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三井アウトレットパークのマリンピア神戸には、電車で行くことをお薦めしたい。大阪方面からだとJRでも、並走する山陽電鉄でも垂水駅に近づくにつれて視界に瀬戸内の海が広がり、気分は一気に海のモード。
土日祝日は無料のシャトルバスもあるが、駅から国道2号の一筋海側の道を7〜8分も歩けば、大きな駐車場の先に「陽気な南欧の港街」をコンセプトとするマリンピア神戸のパステルカラーの建物とともに、明石海峡大橋やその先の淡路島まで、売り物の景観が広がる。ヨットハーバーを囲むように立つ5棟に、レストランを含め140店舗が並ぶ。「身近なアウトレットとして、普段の生活感覚に近い店でファミリーやカップルに買い物を楽しんで頂ければ」と広報担当の濱田詩織さん。
バギーを押す若いカップル、母娘に孫といったグループに何組も出あう。赤ちゃん連れの30代カップルは「子供の服を買いに来たけど、街で買うよりかなり安い。買い物だけでなく、食事や散歩で一日ゆっくり楽しめるのがいい」とアウトレットの魅力を話してくれた。赤ちゃん用品の店は典型的な3世代向け仕様と評判で、休日ともなると大にぎわいだという。
5棟の建物の中は、それぞれの店の看板にヨットやイカリなどのマークがあしらわれていたり、階段の踊り場にも浮き輪やオールが飾ってあったり、さりげない海の演出が楽しい。「有名ブランドをお安く」「手が出なかった秋冬ものがシーズン外れで」など、濱田さんのいう通り、宝探しの楽しみ満載だが、トラッド世代の私の場合、その必須アイテムを扱うメンズショップや、愛用してきたものの都心では見つけ難くなったシャツブランドに再会できたのが大収穫。アウトレットモールにはこういった楽しみもあるようだ。シービューを楽しめるレストラン棟には中華料理やインド料理、洋菓子など、神戸ゆかりの店が入る。
高速道路や明石大橋の料金が休日割引になって以降、中国地方や四国からの来客が飛躍的に増えたという。駐車場をざっと見ただけで岡山、広島、和歌山、徳島、香川など10種以上のナンバープレートが確認できた。2500台収容の駐車場は1店3000円以上の買い物で2時間無料。車なら第2神明道の名谷ICから南へ10分。10〜20時、レストランは原則11〜22時。不定休。TEL078・709・4466.
マリンピア神戸の一角には海洋牧場や塩づくり体験などができる「さかなの学校」(市立水産体験学習館TEL078・706・5550)もあり、散歩やデートスポット、夕日撮影スポットとしても人気。ショッピング以外にも様々に楽しまれているようだ。 (出) |
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