ニューシニアの情報新聞「フロンティアエイジ」6月プレミアム号
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フロンティアエイジ=新時代の開拓者 フロンティアエイジ・ホーム
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2010年10月プレミアム号 第3面 プレミアム号index
 
咲き競う多彩な花たち 富士と姉妹の活火山群
《ニュージーランドの春
 ニュージーランドは9〜11月が春。日本と同様に様々な木が芽吹き、花を開き、新しい生命を生む。ただ、その様相は日本とはかなり異なる。
国花コーファイと桜・シャクナゲ

 訪れた9月末から10月初め、桜は各地で見られたが、暖かい地方から寒い地方に向かって開花していく日本風の“桜前線”はないそうで、ロトルアでは満開なのに、気温が低いはずの首都ウェリントンでは散りはじめていた。種類もソメイヨシノ、ヤマザクラ、八重など多彩。椿や梅、初夏に咲くシャクナゲなどと共に咲き競っていた。

 ニュージーランドは年間を通して気温の差が少なく、むしろ一日の中に四季があるといわれる。朝夕は冷え込むが、日中は日差しが強く、日照時間も長いことが植生に影響しているのだろうか。沖縄を代表する花デイゴと北海道に多いラベンダーが同時に咲いている。町なかの公園や路傍、住宅の庭に咲く花も、クンシラン、ストレチア、アイリス、キンセンカ、チューリップ、パンジー等々、季節と関係なく実に種類が多い。
  この国のクリスマスツリーといわれるポフツカワはまだ赤い花をつけていなかったが、国花コーファイの濃い黄色の花は各地で見られた。

 気温が15度程度なのにタンクトップに短パン姿もいれば、朝の出勤風景の中には冬のコートを羽織っている人もいる。人々の服装も我々の目を大いに楽しませてくれた。
トンガリロのホテルとナウルホエ

《マオリ聖地トンガリロ
 ロトルアを去る朝は雨。晴れて欲しいという祈りが通じたのか、ニュージーランド最大のタウポ湖を経て宿舎のベイビュー・シャトー・トンガリロに着いた頃には青空が広がっていた。

 マオリの人たちにとって特別な聖地であるトンガリロは北島中央の火山台地。トンガリロ、ルアペフ、ナウルホエという三つの活火山をもつ国立公園で世界遺産指定地域。北島で唯一雪が降るところでもあり、訪れる前日に雪が降り、山頂部には2メートルを超える積雪があった。昼食のあと早速ハイキング。映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地にもなった荒涼とした火山台地の景観を眺めながら2時間、落差20メートルのタラナキの滝を巡るコース。歩き始めてすぐ、富士山と姉妹山提携しているナウルホエ(2291メートル)が、山頂付近の雲も消えて円錐形の姿を現した。左にはトンガリロ(1968メートル)もくっきりと見える。心地よい疲労を感じながらホテルに戻る。

 夕食時、窓の外には夕焼けに染まるナウルホエが美しい。夜は2階のテラスから満天の星を眺め、南十字星を探す。ロビーでは暖炉に火が入り、ピアノの生演奏。滞在中のニュージーランド人家族とビリヤードに興じるメンバーもいた。屈指の高級リゾートといわれるだけに、くつろぎの時間がゆったりと流れる。

 翌朝、真っ白な雪を冠った北島最高峰のルアペフ(2797メートル)が朝日に浮かぶ。三つの山すべてがくっきりと眺められるのは、とても珍しいことですよと同行のガイドも感嘆の声をあげていた。
第2回フロンティアエイジ「探見塾」
「恋する万葉植物」出版記念 紅葉の盛りの春日大社で
「木・草・花に託した万葉人の恋ごころを探る」
日 時 11月17日13時半〜16時半
場 所 奈良公園・春日大社「感謝と共生の館」
  万葉植物園(奈良交通「春日大社本殿」バス停すぐ)
講 師 坂本信幸奈良女子大名誉教授
  伊東ひとみ「恋する万葉植物」(絵・千田春菜、光村推古書院)著者
  司会=高橋徹フロンティアエイジ編集委員
費 用 資料代1000円(植物園入園料を含む)
申し込み 〒住所・氏名・TELを明記し
  はがき(〒541−0046)大阪市中央区平野町3−1−8−501
  フロンティアエイジ「探見塾」係)かFAX(06−6202−3055)で27日必着。
  定員100人で応募多数の時は抽選し当選者にのみ通知。
主 催 フロンティアエイジ
協 力 春日大社
坂本信幸さんと伊東ひとみさん
 8月の開塾第1回「邪馬台国」でご好評をいただいた「フロンティアエイジ探見塾」。第2回は「木・草・花に託した万葉人の恋ごころ」をテーマに、まず紅葉最盛期の奈良・春日大社で万葉集と植物についての講演を聞いた後、万葉植物園を散策して私たちが受け継いできた伝統的自然観を探究する試みです。

 『万葉集』に採録された歌の3分の1強にあたる1700余首に、植物が読み込まれ、その種類は160種類を上回ることが知られています。万葉人にとって草や木は、それほどまでに身近なものでした。
恋する万葉植物

 講師には、7月号「万葉の恋歌を文と絵で」で紹介した『恋する万葉植物』の著者・伊東ひとみさんと、万葉学者の坂本信幸・奈良女大名誉教授を迎えます。坂本さんは額田王が大海人皇子に送った有名な歌「あかねさす むらさきのゆき しめのゆき…」の「むらさき」と返歌の「にほふ」の言葉を詳しく分析したうえ、この歌が「宴会での座興歌」であるとする通説を否定するなど、新解釈を提起して注目の研究者です。

 お二人から「万葉集の植物」に関係した話を聞いた後、高橋徹・本紙編集委員の司会で、参加者のみなさんとも意見を交換。続いて春日大社の万葉植物園の参観を予定しています。

 万葉植物の花は終っている季節ですが、最盛期の紅葉の下で、冬を迎えようとする花木の姿を眺めるのも趣深いはず。なぜなら、万葉集で歌われる花のすべてが、決して盛りを歌ったものではないからです。千田春菜さんの原画も展示します。
ASA(朝日新聞販売店)は元気シニアを応援します。
  株式会社フロンティアエイジ
  〒541-0046 大阪市中央区平野町3丁目1−8−501
  TEL:06−6202−3133 FAX:06−6202−3055 
  e-mail : 
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