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| 桂 南光さん(52) |
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関西テレビ朝の人気番組「痛快!エブリデイ」の司会は13年目に入って3千回を超えた。この間、声帯の不調で2週間余休んだ以外、明るい笑顔と元気な声が、画面からとぎれたことはない。
朝は6時半までに起きる。「テレビは顔が映りますから、ボロボロになっていれば、すぐ分かる。だから無茶をしなくなった。うちの奥さんが言います。『元気でいられるのは番組のお陰でしょうね』って。病気が1つあれば息災でいられると言う”一病息災”やのうて、私は”一番組息災”ですかな」
「気が多い」分だけ趣味も多い。今は真鍮の針金で造形し、それに和紙を貼って作る「灯り」に凝る。ケータイで撮った作品を見せてもらった。フクロウやラクダの造形から、和紙を通して滲み出る灯りが幻想的で柔らかく、心を和ませてくれる。「照明塾で習いました。30個ぐらい出来たら個展を開きたい」。手先を使う職人になりたかったほどだから、これを話す時の表情が少年のように輝く。
いろいろトライする中での共通項は、出来るだけ自然にするということ。「スポーツクラブにも入りましたけど、10回も続きませんでした。壁に向かって歩くやなんて、不自然でしょう」
同じことは落語についても言えると話す。「笑わせようと工夫を凝らす。でも、登場人物に無理矢理、笑いを取ることを言わせたり、行動させたりしても、おもろうなりません。自分もその人の気持ちになって、この男ならこんなこと言うやろと考えていけば、無理なく笑いにつながる。それが分かってからは、笑いを作るのが、しんどいもんではなくなってきました」。故桂枝雀に入門して35年。数年前、それに気付いたという。
「私らは、普通の人より笑いの多い中で生きている。打ち合わせや会議でもよく冗談をを言うし、冗談言いながらも真剣に仕事をしている。そんなことが一番、健康にええのと違いますかな」 (ぶ) |
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