ニューシニアの情報新聞「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ=新時代の開拓者 フロンティアエイジ
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今出 東二(58) 2006年5月号
楽しむためにはお勉強  
 
   MBS(毎日放送)テレビ午後の人気番組「ちちんぷいぷい」で天気予報やリポートをする。司会者や仲間から突然に話を振られ、訥々(とつとつ)と、そして一生懸命答えている。テレビに出るようになって20年を超したが、変わらない初々しさと、誠実な受け答えが微笑を誘う。

 中学時代、台風が近づいて学校が休みになるのがうれしかった。家でその進路や、気圧配置などを調べて楽しんだ。日本気象協会に採用されたのが22歳の時だから、お天気とかかわって37年になる。「協会では観測が仕事だと思っていた。おしゃべりは苦手だったんです」

 のどの調子にもろに影響する風邪に、特に気を遣っている。家に帰るとすぐに風呂へ。風邪のモトを洗い流すのだ。そして「のどの奥までシャワーの湯を流し込んで、うがいします」と、その様子を演じてくれた。

 体力維持にはママチャリの出番。自宅から2キロほど離れた猪名川に行き、河川敷を走って伊丹の空港そばに出る。そこでしばらく飛行機の離発着を眺め、また自転車を漕いで帰ってくる。近所の山を歩いて上り下りする。プールで1時間ほど泳ぐ。温泉に心ゆくまで浸る。

 「予報は当たって当たり前。褒めてくれるのは20に1つあったらいい方」で、逆に苦情は「雨台風と言うから、朝の水やりをしなかったのに、風だけで雨は一滴も降らん。商売もんの樹木が枯れたらどうしてくれる」「お前は、予報だけしゃべっとったらええんや。くだらんおしゃべりまでするな」と遠慮会釈もない。そのストレスの解消法は?

 「飲みに出てぼやいて、1ぼやきであかんかったら、もう1ぼやき。3回もぼやいたら消えます。それでもだめだったら、家で嫁さんにもう1ぼやき、2ぼやき…。これでサラリです」「要するに忘れっぽいんです。記事になるような、面白い失敗談を覚えてなくて、誠にすみません」 (ぶ)
     
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