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| 西郷 輝彦さん(59) |
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| 芋焼酎飲んで土ひねり |
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「密かに体力作りなんて、何もしてませんよ。ヒミツなんて何もないです、ハッハッハッ」。少し考えて「ビールをやめて、焼酎一本にしたことぐらいかナ」。鹿児島生まれの鹿児島育ち。名物の芋焼酎を、実は中学生で初めて口にした。
「親父のお使いで、ウィスキーの空き瓶を持って自転車で買いに行くんですよ。帰りにね、一口飲んでみた。こんなものかと思って、もう一口。減りましてね、こりゃいかんってんで、水を足しておいた。飲みはじめた親父の機嫌が悪くなって、あの店、水で薄めるようになりよったって」
芋焼酎はそれ以来の馴染みで、若いころは一升瓶を空けた。「封を切ったら飲みきってましたね。このごろはロックにして12杯まで」。体に応えないものかと心配だが、「応えませんねぇ」
「元気のヒミツ」が焼酎というのは、大の酒好きの言いわけ? 「違いますよ。本当にいいんです。僕のモーやんが、いつもすごく元気でいるのは、毎晩ロックを飲んでるからですよ、ハッハッハッ」
モーやんこと山下猛造は「どてらい男(やつ)」(花登筐原作)の主人公。いま京都・南座で公演中(25日まで)で、29年前に西郷さん主演で記録的な視聴率を出したテレビドラマの舞台化。激動の昭和期、熱い魂で逆境を生き抜いた大阪商人の成功譚だ。
「15歳から30歳半ばまでの猛造を演じますから、出ずっぱりで緊張と興奮が続く。終わると一目散に酒屋へ。この緩和の時間で精神のバランスが保てる。刺身で芋焼酎…至福の時間ですよ」。話はどうしても焼酎礼賛になる。
といって年中、焼酎ばかりでも? 「ええ、まあね。陶芸をしています」。友人が開いている陶芸教室の生徒として、これまでに食器、ぐい飲みなど200点は焼いた。「土に触れるのはいいですよ。温かみがあるし、安らぎがあるし。これもストレス解消になるんです」 (崎) |
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