ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ=新時代の開拓者 フロンティアエイジ
元気のヒミツINDEX  
   
 
日野原重明さん 2007年5月号
やり遂げて役立つ喜び 小食で睡眠は3〜4時間  
 
   −−日野原さんにとって、生きがいとは。
  達成感と有用感かな。徹夜すれば30枚の原稿が仕上げられる。書き上げた後の気持ちは筆舌に尽くし難い。エスカレーターに乗った人より先に階段を駆け上がるといったことでもいい。「やった!」と感じるのが達成感。そして他人の役に立っているという実感を持てるのが有用感。

 −−講演では右足を頭まで振り上げるパフォーマンスがありました。
  「新老人の会」で、子どもたちに戦争体験やその反省・教訓を伝える活動をしていますが、あれをやると子どもたちが喜んでくれてね、話もスムーズに運ぶ。最近の体力テストでは70歳代、骨密度は60歳代という判定だった。目も耳も大丈夫で、車の中でも細かい字の辞書が引けますよ。

 −−健康や体力維持で留意されていることは。
  しいていえば仕事が健康法かな。1日の睡眠は3〜4時間。短くても熟睡なら十分だし、ストレスもない。小食ですが毎日スプーン1杯の米油を取り、大豆食品をできるだけ食べる。酒はビールをコップ半分ほど。昼食はクッキーだが、忙しくて食べられない日もあり、決して規則正しい食事とはいえません。颯爽と歩こうと、鏡に映して歩き方を教わっています。見かけというのも大事で、磨けば磨くほど輝く。それを意識してできるのは人間だけです。
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  3年先までスケジュールが埋まっているという日野原さん。インタビューは講演直後の控え室で18分、新幹線の新神戸駅に向かうタクシーの中で20分、改札口まで歩きながら2分の計40分間。笑顔を絶やさず熱っぽく語り続けた。「安静、静養はかえって患者の元気を奪う。寝たきりにさせないためのベッドのない病院づくり構想も理解してもらえると思う」。なすべき仕事はまだまだ尽きることがなさそうだ。
     
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