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| 桂 春之輔さん(59) |
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| 何もせず達者でいたい |
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師匠は桂春団治さん。入門して42年になる。上方落語協会の副会長として、天満天神繁昌亭の設立に心を砕いた。今は運営に携わっている。気を使うことが多いためか、昨年10月、大阪市内のホテルで仕事中に下血して、緊急入院した。
十数年前に交通事故に遭い、生死の境をさまよったことはあるが、病気での入院は初めて。「生命保険に入ってたんで、入院したらお金がなんぼか出るはずやと思い、嫁はんに保険証を持ってきてと頼んだ。そしたら持ってきたのは火災保険証。仲間の前でこの話をしたら『そんな嫁はんやさかい、あんたと長いこと一緒にいてくれてはるんや』。こう言われて思わず僕も「それもそうやなー」」
昨年は大阪市立大学で高座、いや講座を受け持った。一般参加も含めて約350人の受講生を前に計14回、「上方落語の情」について話した。弟弟子の梅団治さん、春雨さんらが実際に演じたりして補佐。好評で今年も5月から教壇に立つ。
繁昌亭も大入りの日が続いている。それでも自らを「心配性・貧乏性」と話し「人が来んようになったらどないしょう」と悩む。「(桂三枝)会長からアカンかったら、その時に考えようと言われて、救われたような気にはなってるんですがね」
7月には還暦の祝いを迎えるが、それは意識の中にないという。病気や健康のことも同様だ。「食べたいもんを食べたい時に食べ、飲みたい時に飲む。健康器具もいろいろ買うたけど、結局はほとんど使わんまま。ずぼらやから、何にもせんと努力せんと健康でいたいんです」
八十数キロあった体重が最近10キロほど減った。「肝臓にウミがたまってると言われ、出された薬飲んでたら、酒を飲むと体がしんどうなって、酒が欲しくなくなってきた。それで体重が減ったんです」「病状もよくなってきたし、努力せんと痩せられた。これが理想です。これからも横着なまんまでいきたいな」 (ぶ)
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