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| 藤田まことさん(74) |
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| 断煙と赤ワインで艶々 |
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11年ぶりの主演映画「明日(あした)への遺言」が上映中だ。先の大戦時、名古屋などに爆撃を加えた米兵を処刑した罪で法廷に立たされ、無差別爆撃の非を訴え全責任を負って死にゆく軍司令官を演じる。その毅然とした生き方が胸を打つ。「勝った方も負けた方も、戦争をしたらいろんな悩みを抱えることになる。こんなことを再び起こしてはいけない。またトップとしての責任の取り方も、映画を通じて訴えたかった」
テレビが普及し始めた1950年代から活躍し、60年代の「てなもんや三度笠」は最高視聴率64.8%。大人も子どもも、ワクワクしてテレビに見入ったものだ。その後も必殺ものや人情刑事、剣豪、シリアスドラマと幅広い活躍が続くが、体形は「てなもんや・・・」の頃と、ちっとも変わっていない。「今度の映画で部下と風呂に入るシーンがあった時、スタッフが言うてるんです。「あの体つきどうだ。肌は艶々、筋肉がしっかりしてる」って」
それは6年前、お医者さんの助言でたばこと強い酒をやめたお陰という。「あなたの足の指を切れば、きっとニコチンがしみ出てくる。心臓や肺は悲鳴を上げているはずだ。体は欲していないのに、神経だけがたばこを欲しがっている。体がアカンと言うてるサインを神経が脳に伝えないんだ。そう言われて納得し、その場でやめました」
酒はバーボンと芋焼酎を、氷を浮かせるだけで飲んでいた。医者の弁は「そんな強い酒を、あと何年飲めると思っている。やさしい酒にしなさい。背の青い魚が好きなのなら、赤ワインがいい」。「「あと何年・・・」がこたえて、その晩から赤ワインにした」という。「それからは風邪ひかず、お腹壊さず、少々きつい仕事をしてもバテません」
舞台はむしろストレス発散の場。「みっちり稽古をして万全の姿勢で臨むから、芝居をしている時の方が楽しい」。大阪・松竹座に9月、「剣客商売」でお目見えの予定だ。 (ぶ) |
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