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南国土佐へ移住体験ツアー 2008年1月号
高知県が参加を呼びかけ  
2月に6泊で四万十 3月に2泊で東海岸へ
 
   自然豊かな南国の暮らしを体感しませんか−−高知県が2月と3月に実施する「移住体験モニターツアー」の参加者を募っている。県が移住者受け入れに積極的な市町村、全日空グループと協働し、四万十市など県西部の幡多地域での6泊7日と、安芸市など県東部の高知東海岸地域での2泊3日を企画。「移住者の活力を地域づくりにつなげたい。活動的な人たちに来てほしい」と願う。
四万十の沈下橋
野良時計

 高知県の移住促進策は05年度に始まった。県の人口はピークだった1950年台から徐々に減少し、現在は約79万7千で5年前より約1万5千減。歯止めをかけるため、北海道など先行して取り組んでいる自治体の事例も研究し、翌年度から県に移住相談窓口を開設した。当初は団塊世代を中心に考えたが、30〜40代にも希望者がいることから、世代を問わない方向に切り替えた。

 07年度は約1200万円の予算で大阪、名古屋、東京の県事務所にも相談窓口を設け、専用ホームページを立ち上げるなど広報に力を入れる一方、担当者を置いた13市町村を協働パートナーに登録し、今回のツアーに結びつけた。07年4月以降で50余件の移住相談があるが、「受け入れ体制の強化、他県との違いをどうアピールするかなどが課題」としている。

 幡多地域のツアーは2月23〜29日で、参加費は大阪から1人7万9800円(東京は8万5800円)。中心の四万十市は人口3万7千余。市内を流れる四万十川は清流で知られ、豊富な魚種や川の恵み活かした川漁が見られ、遊覧船やカヌー体験場、キャンプ場なども多い。増水時には水没する沈下橋が、支流を含め約60カ所あるなど川と住民のかかわりは深く、県は流域振興と併せて環境保全に努めている。ツアーでは、88種のトンボが生息する「トンボ王国」で川と流域の文化を学び、土佐清水市や大月町ではサンゴや大敷網見学を予定している。

 東海岸地域のツアーは3月1〜3日で、大阪から1人3万2800円(東京は3万7800円)。中心の安芸市(人口約2万)や芸西村では園芸野菜のビニールハウスが一面に広がる。安芸市では武家屋敷町の「土居廊中」、市のシンボルである「野良時計」、田野町では杉材集積地時代の商家、奈半利町では捕鯨や製糸で栄えたころの古民家や蔵など、いずれも登録有形文化財の町並みを散策する。

 両ツアーとも、県や各市町村による移住者支援策の説明、病院など生活関連施設の視察、地域住民との交流会なども組み込まれている。2月9日に大阪エビスAAホールで説明会を開く。ツアーの問い合わせは高知県地域づくり支援課TEL088・823・9336、参加申し込みは全日空商事広告メディア部TEL03・6735・5397(月〜金9〜17時)へ。
     
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