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バウンドテニス 2005年5月号
手軽に見えて本格派 体協にも加盟ファン増殖中
 
   テニス系の新スポーツには、フリーテニス、パドルテニスなど数種目あるが、畑違いのオリンピック金メダリストが考案した「バウンドテニス」をご存知だろうけ。1956年メルボルン五輪レスリング・フェザー級で優勝した笹原正三さん(75)が生みの親である。

 いつでも、どこでも、だれでもできる生涯スポーツとして、80年に「日本バウンドテニス協会」を設立。全国スポーツ・レクリエーション祭には、第1回大会から正式種目として採用され、平成12年には日本体育協会にも加盟した。笹原会長は「スポーツを長く続ける秘訣は、大勢の仲間と楽しくプレーすること。身体に活力を与え、地域社会でのコミュニティーづくりの面でも、最良の手段の一つです」と普及に努めている。
バウンドテニス

硬式テニスと技法、打球音がよく似ている。ルールはいたって簡単。サーブを腰の高さより下で打つ(アンダーハンドサービス)以外は、テニスに準じる。コートは6分の1のスペースで幅3メートル、長さ10メートル。マット状なので広げたり、丸めたりでき、中央に高さ50センチのネットを張る。ボールは、軟式用よりやや硬め。直径5・7センチ、重さ30グラム。ラケットは長さ30センチ。「手のひらで打つ感じ」で楽しめる。

 寝屋川市の澤正明さん(61)は、3年前の全日本チャンピオン。「コミュニティーセンターでラケット持って何かやってるよ」という奥さんの一言がきっかけで始め、ゴルフはシングルの腕前がものをいった。「全国大会は夏開催なので体力勝負。相手が上手だと、1試合ごとに上達します」という。

 松本佳代子さん(48)は、新しいスポーツの開拓を意識した「フロンティア」チーム25人のリーダー。黒のシャツに白いマークが鮮やか。「テニスと卓球のいいところをミックスしていて、とても面白い。スピーディだし、運動量も多い。サーブを工夫すれば、すぐ上手になります。競技スポーツとしても盛んになると思います」。こちらは大阪の交流大会で何度も優勝している。

 交野市の井田敏雄さん(66)は、市が主催する「初心者コース」で楽しんでいる。「3分の2が女性。ボールはゴム製だが、硬いのでゆっくり打たないといかん。簡単なようでちょっと難しい」と言いながら、上級の「同好会コース」を目指している。

 大阪協会を引っ張る藤本勝さん(67)は、97年の「なみはや国体」デモンストレーション競技として、寝屋川市民体育館で23チームを集めてアピールした。「手軽にテニスの醍醐味を楽しめるし、バウンドテニスで身につけた技術は、硬式テニスにも十分通用します。全国の都道府県協会が主催する大会や講習会も数多く催されているので、ぜひチャレンジしてください」という。

 今年の全日本選手権大会は7月に東京で行われ、来年の兵庫国体では、新宮町が会場になる。 (
 
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