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| アジャタ |
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| 玉入れ100個の速さ競う |
集めて固めて狙って投げる |
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「アジャタ」と呼ぶ。運動会の花形、玉入れをスピード感あふれる競技に進化させたもので、全日本玉入れ協会(All Japan Tamaire Association)の頭文字から名付けられた。1990年、北海道・和寒町で町おこしのために考案され、96年に協会を設立。現在は北海道に本部、貝塚市に関西協会、宮崎県諸塚村に九州協会がある。
直径6メートルの円形コートで、6人の選手が合計100個の布製ボール(アジャタボール99個、アンカーボール1個)をバスケットに入れ終わるまでの時間を競うタイムトライアルスポーツ。ボールは重さ80グラムで、アンカーボールは250グラム。バスケッは直径と深さが44センチで、一般の部は高さ4・12メートルにセットされる。競技の開始前にボールを自分が扱いやすいように積むことができるが、スタートはフライングを防ぐため後ろ向きになって合図を待つ。
1投目は一斉に投げるが、勝敗のカギはいかに効率よくチームプレーを行うか。投球する人、こぼれたボールをかき集める人、6人の役割分担がスムーズに運ばなければ遅れてしまう。見た目は簡単そうだが、集中力と俊敏性が要求される。両手でつかめるボールは5〜9個が普通だが、事前の積み方で10個以上にもなり、押し固めれば20個にもなる。投げ方は自由だが、多数を1度に投げるには拝み投げが安定している。胸の前から手首のスナップを使わずに押し出すように投げるのがコツ。アンカーボールは99個が入った後で入れなければ失格になる。
7月に熊取町のひまわりドームで開かれた「第6回関西選手権」は盛況だった。9つのコートで一般、ジュニア(小学4〜6年)、ミニクラス(小学1〜3年、幼稚園)各3試合が同時スタートし、スタンドからの歓声で熱気ムンムン。レディース優勝の「シューターズ」(貝塚市)は誕生3年目のチーム。中村明美さん(41)と酒井真由美さん(34)は「ボールの固め方がポイント。包み込む感じで投げて、そのまま全部入った時の快感はたまらない」という。チームとしての記録は「36秒73」。ちなみに最短記録は「13秒29」で、3年前に男子チームが樹立したという。池本春日さん(31)は、貝塚市永寿小の先生でジュニアの部に4チーム引率してきた。炎のキッズとか、アジャレンジャーとかチーム名もユニーク。
関西協会の坂上義満会長(52)は貝塚市の体育指導員。7年前に「偶然開いた週刊誌で紹介されていて、これだとひらめいた」のが、アジャタとの出会い。さっそく協会をつくり、市内の学校で講習会を開いてきた。小学生たちが大会に参加するのは関西だけだ。
座ったままプレーできる「シッティングアジャタ」も考案した。「ルールをもう少し考えれば、参加できる人はもっともっと増えるはず」と、普及に励む。問合せはTEL0724・46・6846の事務局へ。 (英)
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