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| 囲碁ボール |
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| 珠を打って五目並べ |
普及の夢かけ国体デビュー |
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「囲碁ボール」が来年、生まれ故郷の丹波市で「のじぎく兵庫国体」のデモンストレーション競技として初お披露目される。その名の通り、五目並べの楽しさを取り入れたニュースポーツ。旧柏原町に伝わる領地境界を巡る領主同士の「碁賭け勝負」の故事にちなんで考案された。
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| ボールを打つ強さの加減がむずかしい |
5×2メートルの人工芝素材の特製マットに、49個の目(くぼみ)があり、硬質プラスチック製の黒、白のボール(直径7センチ各10個を木製スティックで打って目に入れていく。シングルス、ダブルス、トリプルスで競うが、変則的な人数でもプレーできる。
ジャンケンで勝った先攻が黒のボールを打ち、交互に10個ずつ打って「1局」が終わると得点を記録。1試合5局の総得点で勝敗を決める。
得点の計算法は慣れるまでややこしいが、ボールが目に止まると「ポイント得点」、ボールが縦、横、斜めに3個以上並ぶと「ライン得点」となる。並んだ数が「目(もく)」、できた組数が「連(れん)」で、「目」の多い方が勝ち。つまり「3目2連」より「4目1連」の方が強いが、5目を上限とし、6目以上は無効。
日本囲碁ボール普及会の由良昭八会長(72)が柏原町会議長だった92年(平成4年)、「町おこしにふさわしい遊びを」と、グラウンドゴルフ、ビリヤード、ゲートボール、五目並べ、オセロなどを参考に考え出し、地元で人工芝を作っている企業の協力を得て、試行錯誤しながらの難産だった。「碁盤の凹凸の高さを何度もやり直したり、目の数を変えたり。おかげで予期しない効果も出て、今では北海道から沖縄まで広がりました。兵庫県についで長野県と奈良県が盛んです。簡単なようで奥が深いし、意外性もあって苦心のかいがありました。一笑一楽のゲームです」という。
10月初旬、黄色いのぼりがはためく柏原中央公民館での国体リハーサルには150人が出場。14のコートで和気あいあいのゲームが進んだ。会長夫人の冨子さん(68)は個人戦で2位。「毎週土曜はお友だちとの練習日。どんでん返しの試合があるし、やり始めたら夢中になります。90歳の方も楽しんでおいでですよ」。8月の大会ではトリプルスで優勝した。
柏原町の三方正明さん(48)は初の大会出場。「わあわあ言いながら楽しんでます。狙った目に入った時の気持ち良さ。ストレス解消にもなるし、だれでもプレーできるのがいい」と、面白さに取り付かれた感じ。
挑戦してみると、弱いとボールが目に届かず、強いと飛び出して手加減が難しい。またスタート地点から碁盤に向かって引かれた斜めのラインが錯覚を誘い、両端の目に入れるのに骨が折れる。相手のボールを弾き出すなど高度なテクニックもある。どうやら戦略的には後攻の方が有利なようだが、囲碁や五目並べの強弱は関係なさそうだ。問い合わせは囲碁ボール普及会TEL0795・72・1868へ。 (英) |
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