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フリーテニス 2007年5月号
手軽さと奥深さが魅力 根強い人気で40年超す歴史
 
   テニスを手軽に楽しめるようにアレンジしたミニテニスは数多くあるが、中でも根強い人気に支えられているのが「フリーテニス」だ。テニスの動きと、卓球の軽快さをミックスしたもので、平坦な場所(4×7メートルのコート)さえあれば、室内、野外を問わずどこでも楽しめる。

 大阪協会の田仲十四一会長(63)は「40年前から職場の昼休みを利用したり、空き地を探したりしてやっていました。当時は会社対抗が盛んで、チームを組んで全国優勝をしたこともありましたよ」と懐かしむ。古くて、新しいスポーツなのである。
フリーテニス

 テニス球より小さいゴムのボール(重さ23グラム)を、長さ37センチの木製ラケットで打ち合う。ネットの高さは40センチ。シングルスとダブルスがあり、1ゲーム4点先取制。スコアが3−3になった場合は2点連取で勝ち。試合は5セット制で、3セット先取したら勝ち。

 豊中市の山本邦子さん(67)は、30歳過ぎからママさんバレーボールの選手として活躍していた人。「尼崎ではやっていたフリーテニスを見て、これなら個人プレーだし、年をとってもやれる」と思って仲間とやり始めたが、もっと広めようと考えて89年に「小曽根愛好会」を設立。さらに00年には「豊中市協会」(会員150人)を立ち上げるなど、若い人たちの育成や地域社会に貢献してきた。

 5年前に脳腫瘍のため大手術をし、スポーツはできないと宣告されたが、2年後には見事にカムバック。「私だけでなく、くも膜下出血で倒れた方も戻ってきて元気にやっておられます。フリーテニスは、まさに生涯スポーツですよ」と、練習の進行役を務める。そんな山本さんのがんばりに昨年、大阪府レクリエーション協会から「生涯現役スポーツ賞」が贈られた。

 クラブ最年長の伊東昭芳さん(78)は「月会費は500円。テニスよりうんと安く遊べます。週2回ある練習は皆勤ですよ」と、動きも軽く球を追う。

 豊中市協会の会長を務める安成房子さん(59)は「何か運動したいと思っていたところ、人づてに聞いてやり始めたら、面白くてはまってしまった。スマッシュの爽快感がたまらないし、親子ペア、男女ペアなど、だれにも楽しめるスポーツです。全国各地で大会が盛んに開かれています。出場するからには負けられない、と頑張るし、とにかく一度やったらやめられませんよ」と、普及活動に余念がない。

 問い合わせは、大阪協会TEL090・1152・8452。 (英)
     
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