| |
| ドラゴンボート |
 |
| 息を合わせ快速の漕ぎ |
しんどいけどたまらぬ魅力 |
|
|
| |
「ドラゴンボートで運動不足を解消」というキャッチコピーに誘われて日曜日、大阪府立漕艇センター(高石市)を訪ねた。雨なのに多くのボートが川面を滑っている。目指す「TEAM河童」は、「カッパッパー」と威勢のいい掛け声で男性チームと競り合っていた。
ドラゴンボートは古代中国生まれ。世界最古の手漕ぎ舟といわれ、スポーツ競技化されてヨーロッパをはじめ世界に広がった。88年に大阪で「日本国際ドラゴンボート選手権大会」が誕生。吹田、兵庫・相生、和歌山などでも次々と大会が生まれた。
龍の顔と尾が付いたボートを漕ぎ手20人、先頭で呼吸を合わせる太鼓手と後尾の舵取りを加え総勢22人でスピードを競う。種目は@オープンA女子B混合Cシニア(40歳以上)があり、距離は500メートルが主で200メートル、1000メートルなど。
「TEAM河童」は01年、武庫川女大カヌー部OGを中心に結成し、初代主将が命名。年齢も職業も多様な女性が集い、04年の日本選手権で優勝して05年8月、ドイツ・ベルリンでの世界選手権に日本代表として出場した。
堺市高石市消防本部勤めの武藤勝行代表(50)は「世界の技術の高さや精神力にじかに触れたことが、チームにとって大きな宝となった。初めはカヌー仲間の集まりだったが、今は経験のない子も多い。引き漕ぎ、押し漕ぎ、得手不得手はあるが、個人の持つ力をフルに出せればOK。練習は日曜だけだが、ふだんの筋トレが大事。大会は7、8月がピークだが、5月までのオフをいかに生かすかが勝負」。国体カヌーの常連だっただけに、カヌーで追って指導する。
部員数25人。平均年齢33歳で最高齢は41歳。まとめ役の山路愛主将(34)は「OL,看護師、公務員などの寄り合いですが、みんな情熱的。すごく楽しいし、目標に向かって全員の力を合わすって素晴らしいでしょう。だからはまってしまいます。でも、漕ぐことはとっつきやすいけど、奥が深いですよ」。
女子の500メートルは2分15秒の争い。200メートルなら1分を切るスピード。この日、初参加の藤井昌子さん(40)は、助産師仲間に誘われてやってきた。「しんどい。でも、続けようと思っています」と、すっかりやる気。
富田林市の南方美保さん(27)は、航空局に勤めている。「代表に勧められて始め、4年目になるけどとても楽しい」と、日ごろの腕立てなども欠かさず励行しているそうだ。
「兵庫カップ」(相生市)、「日本国際選手権」(大阪市)を終えたドラゴンボートは、戦いの舞台を琵琶湖、和歌浦へと移す。問い合わせは事務局TEL080・1434・0232。 (英) |
| |
|
|
|