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| 太極柔力球 |
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| あの動きに球技プラス |
バランス養い肩こりも解消 |
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しなやかな動きの太極拳と球技を組み合わせた中国生まれの新感覚スポーツ「太極柔力球」が静かなブーム。各地のスポーツセンターなどで講座が開かれている。
ゆるやかに円を描く太極拳の動作を基本とし、中に砂の入ったボールを面がゴム張りの専用ラケット(直径23センチ)に乗せ、演舞やゲームをする。音楽に合わせ、ラケットからボールを落とさないように体重移動や腕の回転を繰り返す。その滑らかな動きは健康増進に役立ち、日ごろあまり運動しない人にも最適だ。
「演舞」は1人から何人でもOK。遠心力を利用した振り子運動や円を描く運動、360度回転など、踊るようにラケットでボールを操る。ボールを足の間や背面を通してキャッチするなど、アクロバティックなシーンもある。
「競技」にはシングル、ダブルス、団体戦があり、1セット11点の3セットマッチ。コートはバドミントンと同じでネットの高さ1・75メートルだが、ボールの打ち方は他の球技とは違い、ラケットで受け止めてから180度以上弧を描いて返球する。
日本太極柔力球連盟は05年5月に発足。現在は大阪、兵庫、和歌山、熊本など34団体が加盟している。10月14日、堺市家原大池体育館で開かれた「第1回大阪国際太極柔力球交流大会」には中国大陸や香港、台湾の仲間、創始者の白榕氏(中国老年人体育協会総監督)もかけつけ、800人のスタンドが満員。盛大な日中交流の場となった。
団体演舞には21チームが出場。14人で舞った堺市の「輝き」チームの樋口幸美さん(54)と吉田マスノさん(51)は「円を描くように体全体を使い、背部の筋肉がほぐされるので肩こりもなくなる。81歳の人もおられます。それに、ボールを落とさないよう常に目で追うので、目が良くなるんです」という。ただひとりの男性・田中薫さん(58)は「野球オンリーでしたが、年をとると足を痛めやすい。でもこれなら大丈夫。始めて4年目で毎月2回、女の人に負けないように頑張っています」と息の合った演技を披露し、競技のシングルでも勝ち進んだ。
日本連盟の代表理事は02年から堺市に住み、普及活動に励む鄒力さん(48)。中国瀋陽体育大学を出て大阪体育大学に留学し、今は同大学非常勤講師として10講座を持つ。「ボールの重みを利用し、体を中心に一つの円を描くようにするのがコツ」とアドバイス。模範演技では、ラケットを持たない左手や足の動きが実にきれいだった。
遠来の「九州よかよかチーム」の上野祥子さん(54)は「2日前に鄒力先生が熊本で講座をされた時は150人集まりました。早くこんな大会を開きたい」と、運営までを勉強していた。
▽問い合わせTEL072・236・8305。 |
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