ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ=新時代の開拓者 フロンティアエイジ
いい湯だな「近畿の温泉めぐり」INDEX  
   
 
プラザ淡路島(南あわじ) ホテルニューアワジプラザ淡路島への地図
 
 
刻々と色変え暮れる海 地産の美味の箸止め見入る
 
   「大鳴門橋の向こうに小豆島が見える」と勧められたのは、淡路島の南端、福良湾近くの山上にそびえるホテルニューアワジ・プラザ淡路島。岩屋でフェリーを下り、大阪湾沿いの国道を走る。

 途中で立ち寄った洲本港はかつて淡路島の表玄関だったが、明石海峡大橋開通後は主役を譲り、立派な港湾施設から沼島行きの小型船が週3本出るだけ。福良の手前で農家の女性に手招きされて止まると「これ、あげる」。段ボール箱いっぱいの玉ネギで「キズ物やけど、家で食べ切れんし」。喜んで頂戴した。

 福良で山道へ曲がると風力発電用の巨大な風車が現れ、その向こうにホテルが見えた。

 まずはお風呂へ。いい湯加減でぬるりとした肌触り。ナトリウム炭酸水素塩温泉だという。露天風呂に移ると、強い西陽にきらめく海に、左から鳴門の大毛島、大鳴門橋、伊毘の半島がシルエットで連なる。右手のかなたの島影が小豆島。湯には独りだけ。両手両足を存分に伸ばして深呼吸した。

 従業員に導かれて7時ごろにレストランへ。席から観る夕景の、何と美しいこと。水平線上の真っ赤な空が橙色、黄色、鶯色、さらに藤色へと暮れなずみ、箸を持つ手はとまったまま。

 福良港で揚がったタイ、カンパチ、ウニ、沼島のハモがおいしい。スズキのソテー、淡路牛ステーキにハモの鍋。玉ネギもうまく使われ、生や汁の具だけでなくゼリーでも出てきた。

 外には虫の館、テニスコート、海釣り公園。子供用の遊具もあり、阿万海水浴場まで車で10分。この14日から海ホタルツアー(無料)も始まる。淡路人形浄瑠璃館に近く、福良港からは観潮船も出る。夏冬には家族で1週間連泊する人もいるとか。確かに1泊ではもったいない宿だった。 (崎)

 ◆メモ 1泊2食=1万5750円〜3万1500円▽高速バス=JR三宮→福良、85分▽TEL0799・55・2500
   ホテルニューアワジプラザ淡路島  
     
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