ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ=新時代の開拓者 フロンティアエイジ
いい湯だな「近畿の温泉めぐり」INDEX  
   
 
和倉温泉・あえの風 2007年9月号 和倉温泉あえの風
 
 
能登の内海と山容一望 湯も良ければ料理また絶品
 
   やっぱ、能登はいいぞいね−。久しぶりに近畿を離れ、特急「サンダーバード」で和倉温泉の「茶寮の宿・あえの風」を訪ねた。約30軒の宿泊施設がある温泉街に3月の能登半島地震の影はなく、各所に「元気宣言」のノボリがはためいていた。

 3月の地震で3週間の休業を強いられ、7月の中越沖地震でもキャンセルが出たが客足は間もなく戻った。「お客様の顔を見られるのが何よりの力。安心して来てほしい」と支配人。
和倉温泉あえの風

 旅館は東に開けた七尾湾の間ぎわにある。「日本一のもてなし」といわれる老舗「加賀屋」の姉妹館で、11月で10周年。「あえの風」とは春先に海から吹く風の能登の呼び名。大漁と豊作、幸せを運ぶとされ、社員公募で名づけた。

 玄関を入ると直径20メートルの和傘をかたどった4階吹き抜け天井のラウンジ。鮮やかな加賀友禅が傘の内を彩る。8階建て「西の風」と9階建て「東の風」計129の客室はすべて海に面し、正面に七尾湾と能登島、左は北へ延びる能登半島の緑、右は立山連峰に連なる山並みが見渡せる。

  大浴場は男女とも約110平方メートルの浴室と数人が入れる露天風呂があり、浴槽の海側は全面ガラスで広大な眺めが広がる。90度の源泉を水で冷まして浴槽へ。透明、弱アルカリ性の「飲める温泉」だ。

 夕食会場の「花舞茶寮」は舞台のある中庭を数寄屋風の33室が囲む。特製の「湯の香豆腐」やサメ軟骨の梅肉和え、「いかとんび(イカのくちばし)」や、海藻「かじめ」などの珍味、地産の野菜や魚、和牛。箸が止まらないほどの美味だ。品数の多い朝食バイキングも楽しい。

 温泉の発見は大同年間(806〜810年)。来年までを「開湯1200年」とし、郷土芸能の夕、歴史文学めぐりなどの記念事業を展開する。 (清)

 メモ 泉質=ナトリウム・カルシウム・塩化物泉▽効能=入浴で創傷、通風、慢性婦人病など。飲用で胃腸病、貧血症など▽あし=JR大阪―和倉温泉3時間29分。駅から送迎バス▽1人1万8000円(1室5人以上)〜2万9550円(同2人)▽加賀屋大阪営業TEL06・6351・1500。

 ◆フロンティアエイジ読者優待で予約すれば、10月末まで「西の風」の1泊料金が曜日や1室人数により1200〜2400円安くなり「花吹雪」ショー無料鑑賞券がつく。
  和倉温泉あえの風  
     
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