ニューシニアの必読紙「フロンティアエイジ」
フロンティアエイジ=新時代の開拓者 フロンティアエイジ
いい湯だな「近畿の温泉めぐり」INDEX  
   
 
湯の花温泉 渓山閣(亀岡市) 2007年11月号 和倉温泉あえの風
 
 
ゆったり木や風と対話 風情惜しんで新装にも期待
 
   湯の香と山里の自然に包まれた湯の花温泉は京都、大阪から1時間圏内にある関西の奥座敷。温泉客だけでなく保津川下りや嵯峨野トロッコ列車など四季を通じた観光基地としてにぎわうが、7軒の旅館のうち350人収容の最大規模を誇る渓山閣は今「平成の大改修」中。大浴場や露天風呂がどうリニューアルされるのか、温泉ファンは興味津々だ。

 フロントでは香の匂いに迎えられ、右手には野点風の茶席があってフロアには花も生けられている。安らぎを求める客とのふれあい、自宅では味わえないサービス、個々に対応したきめ細かい気配りを売りにしている「おもてなしの宿」だ。
湯の花温泉 渓山閣

 1967(昭和42)年の創業で、89(平成元)年に大浴場と二つある露天風呂の一つが完成した。早めの改装だが、この春「ほのかの湯」「なごみの湯」を持つ「癒しの館」に着工し12月1日にオープン予定。大浴場は天井を高くして和風が基調。前面ガラス張りで周囲の景色も楽しめ、露天風呂は庭園の中のたたずまいを強調し竹垣で囲う。サウナと寝湯も新設される。

 今の風情も捨てがたい。80人用の大浴場でナイアガラ瀑布をイメージした水が窓ガラス越しに流れ落ちるのを眺めていると屈託が消える。10人入れる露天風呂にゆったりつかれば木々を吹き抜ける風や葉音と対話している気分。「惜しいな」と思いながら、丹波名産マツタケの土瓶蒸し、マツタケご飯、亀岡牛ステーキ、京野菜サラダなどの味にも満たされ、新装後の再訪を考えていた。 (鶴)

 ◆メモ 平日特別料金(1日10組限定)1泊3食1万7790円(2人1室)、1万5690円(3人1室)、子ども1万1025円▽泉質=単純弱放射能温泉▽効能=神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・痛風など▽あし=JR亀岡駅からタクシー約15分。同駅とトロッコ亀岡駅への送迎バスあり。車なら京都方面から国道9号〜京都縦貫道大枝IC〜亀岡IC〜372号で約30分、大阪方面から阪神高速道木部出入り口〜423号〜372号で約45分▽渓山閣TEL0771・22・0250。
  湯の花温泉 渓山閣  
     
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